someone like you

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LH「退院、早くね？」



XM「体調も元に戻ったしな」



LH「それでまた壊したら次こそるぅ助けないから」



XM「どうせ助けてくれんだろ」









LH「壊す気でいるなら本気で怒るぞ？」



XM「…ハハッ、もうちゃんと管理はするよ」



LH「って言ってる割に電車で隣町に行く途中の今って…」



XM「だって早く見つけたいんだもん」



LH「…まぁ、最初より明るくなったよミンソガ」



XM「明るくなんてなってないよ」









そう、なってない


こんなの顔だけ作ってるんだから









最初は本当に何もできなくて
食べることも、飲むことも、何もできなかった





そんなの、今だって同じだ









食べても吐いてしまうし
飲んだものも数十秒後にはバケツの中にある



拒食症になるだなんて。









LH「おーい」




XM「……えっ？」





目の前で手をヒラヒラとふっていた









LH「自分だけの世界に入りすぎ。」



XM「…あぁ、ボーとしてた」



LH「電車の中だしルウが居たからいいけど、街中で１人の時にボーとしながら歩くなよ？」



XM「…おう」



LH「とか言ってボーとしてんだろ！」



XM「…まぁ」



LH「なんだよwww」









誰と何をして居ても






頭の中はAでいっぱいで何も頭に入らない









XM「…会えたら、抱きしめよう」



LH「潰れるくらい抱け」



XM「うん、そうする」









会えたら、なんて言ってるけど



ルハナの友達のイーシンって人が
もし見間違いだったらその望みは一瞬にして消える









ギョンスを見たというのが見間違いではなく本当だったなら


俺、イーシンって人にどれだけ感謝するだろうか









XM「…イーシンって人、もしかして中国人？」



LH「うん」



XM「隣町なのにどうやって知り合ったんだか」



LH「韓国在住中国人同士きっと何か縁があったんだよ」



XM「俺はどうやって知り合ったのか聞いてるんだけどな」



LH「SNS」



XM「大雑把すぎて分かんない」









大雑把といえばA


何をするにも適当で、キチンとやらない人








本当に性格はギョンスと正反対


なのにリモコンは絶対揃えたがる人。









掴めない人だ。









もしも、会えたらまた一緒に住めるのかな





おかえりって待っててくれる？

いってらっしゃいって送ってくれる？









愛してるって、言ってくれるのかな

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