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「よかった。生きてた」
「殺さないで…」
……ああ、まただ。
思考の沼にずるずる入ってた。
そういう時が、小さい頃から何度もあった。
その時は、いつもこうやってひなた君が大声を出して、気付かせてくれた。
お昼ご飯、ひなた君とゆうた君はラーメン。
私は……何にしよう。
元々少食で、更に言うとあまりお腹が空いてない。
「ちょっと、邪魔なんだけどぉ?」
「ｯ! ご、ごめんなさ…」
「…待って」
券売機の前でウロウロしてたら、後ろから声を掛けられた。
当たり前だ。いくら空いてきたとはいえ、まだ昼休み。
食堂を利用する人はいくらでもいる。
どこうとしたら、呼び止められた。
恐る恐る見上げると、とても整った顔立ちと、ふわふわした銀髪、透き通ったアイスブルーの瞳が目に入る。
…吸い込まれそうな、綺麗な
ネクタイの色が、緑。
さっ、3年生……!
「1年…女子……。
あんた、プロデュース科?」
「え、あ…はい…。そう、ですけど……」
しばらくブツブツ何かを言っていた先輩は、そう尋ねてきた。
隠したところで意味がないのだから、正直に答える。
すると、先輩が自己紹介をしてくれた。
「俺は3-Aの瀬名泉。Knightsっていうユニットに所属してるんだけど、朱桜司って知ってる?」
「…同じクラスです」
「ああ、やっぱりそうなんだねぇ? かさくんが言ってたのはあんたか……。
1回あんたにプロデュースしてもらいたいんだけど、今日の放課後空いてる?」
「あ、えっと…もう、予定入ってて……」
本当の事を伝えると、瀬名先輩はやっぱりかというような表情をする。
そして、いつなら空いてるかと聞いてきた。
ブレザーの内ポケットに入れてるスケジュール帳を出して確認する。
「明後日…なら、大丈夫です……」
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蒼乃(プロフ) - 零さん» コメントと共に優しいお言葉ありがとうございます！一年半更新を止めてしまうことになり申し訳ないですが、精一杯頑張ります！ありがとうございます！！ (2022年6月2日 18時) (
レス) id: c9e288890e (このIDを非表示/違反報告)
零(プロフ) - こんにちはコメント失礼します。 初めの方から読んでいた一読者です。無事合格出来ることを祈ってます。頑張って下さいね☺️体調等には気をつけて (2022年6月2日 18時) (レス) @page38 id: 46e0494878 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：蒼乃 x他1人 | 作者ホームページ：http://uranai.nosv.org/u.php/hp/Detectivec2/
作成日時：2020年9月11日 22時
