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今年から高校三年生になった私は、現在楽屋にいます。


ある劇団からオファーがあったもので。



「…君が、究極の脇役さん…」


「初めまして。主演の方ですか?」


「嗚呼。よろしくな」


「はい、貴方は全力で演じてくださいね。

___私が貴方を引き立てます。」



幕が上がり役者さん達が次々舞台袖に出たり入ったりしている。


主演と準主演が舞台の真ん中に来た。

そろそろ私の出番かな。





「______、______!」





出番はこれだけ。


台詞も一つだけ。


たったこれだけの仕事だけれど、私が貰うお金はメインの役者さん達よりも多いのは確か。


下手すれば、主演の役者さんよりも多いかもしれない。


カーテンコールも終わり、お客さんも段々と帰って行っている。



「いやぁ、ありがとうございました!」


「監督さん、こちらこそありがとうございました。」


「素晴らしい出来でした。主演の彼が凄く目立っていましたよ!」


「そうですか、ありがとうございます。」


楽屋に戻ると、役者さん達がすごく褒めてくれた。


私が高校生であることもあり、稽古の時も皆さん凄く私のことを可愛がってくれた。


まぁだからと言って寂しいとかは無いんだけど。




「お疲れ様でした」

「お疲れ様、ありがとうね!」

「はい!」




主演を最高に引き立てる。


それが私の仕事。


主演が地味だろうが派手だろうが、私には関係ない。





だって私、究極の脇役だから。

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作者名:ダイコンの胚軸 | 作成日時:2018年8月29日 22時

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