スカートは履かない。3 【はじめしゃちょーの畑】

DAY109 。 ページ21

やふへゐside








「 寒いのに寒くない 、」






そうツイートした後









たくさんのリプがきた。




ありがたい…









……リプ……返そっかな、







そう脳が体に言うのに



まぶたはどんどん降りてくる。








……結局





僕はその眠気に



勝てなかった、笑











・



・







ヴー……




ヴー……







携帯から鳴る着信音で






僕は目を覚ます。





時計を見ると




時刻は6：15。



・


・





電話……？




こんな時間に？








あ、はじめさんかな、




・









そう思って布団から少し体を出して



携帯を除くと







そこには






昨日電話したばかりの





僕の好きな人の名前があった。









……なんかあったのかな、




火事……とか？！




だってAちゃん…



こんな時間に電話なんてかけないでしょ、



・




心配になってきて




光の速さで電話をとる。









よ「もしもし？」





……ちょっと焦り気味の声になってしまった。









貴「……よ……へ……くん…」









か細い声 と




鼻をすする音が聞こえる。




・





あ…



これ…泣いてる。





え？






まじで何があったの？、、






・


心配で


今すぐにでも



会いに行きたいくらいだ、








・





よ「…どうしたんすか？！」









貴「……ゆ、夢………出てきたっ……あのひとっ、

……がっ、

、……こわ、い、っ、…」









・









どうやら




僕の大事な人を泣かせた犯人は







「夢」と「トラウマ」が



ミックスされたものらしい。

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