▼139 ページ39
空港に着けば
たくさんのファンと記者
口々に呼んでくれる僕とスンリの名前
それに混ざって必死に真相を聞こうと
頑張ってる記者
それをヒョンや警備の人に
助けてもらいながらすり抜ける
座席に座って携帯の電源を切る前に
Aに“大丈夫？”ってメールして
すぐ返ってきた返事に“ごめん”って返した
でもやっぱりAには
本心だったってことは知っててほしくて
“本心だから”なんて素っ気なく送って
電源を落とした
アナウンスより先に電源を切ったのは
どんな返事が返ってくるのか
正直、怖いって思ってたのかも
僕のことを好きと言ってくれたAも
抱き締めたこともキスしたことも
全部ふわふわした記憶で
もちろん酔ってないけど
夢だったんじゃないのかって思ってしまう
Aを思い浮かべて目を閉じたら
いつのまには寝てたようで
目覚めたらもう着陸するところだった
それから荷物を一旦置いてから
ツアー後半の衣装合わせのために
事務所に向かった
事務所に着くと
直ぐに眠そうな顔したタッピョンが
マネージャーの車から降りてきた
「あ、テソン〜」
って僕を見つけると
キラキラした顔に変えて走ってきた
「うっ」
走ってきたタッピョンを正面から
受け止めたけど思ったより強い衝撃で…
かなり痛かった
でもタッピョンは
痛いって言ってる僕の言葉なんか無視で
キラッキラの目で僕を隅々見てから
思いっきりバグする
…くっ、苦しい
「お、おはよ。タッピョン(笑)」
苦しいから離してって絡めてくる手を解いて
うきうきのタッピョンと中に入る
この小説をお気に入り追加 (しおり)
登録すれば後で更新された順に見れます 91人がお気に入り
お気に入り作者に追加
この作品を見ている人にオススメ
違反報告 - ルール違反の作品はココから報告感想を書こう！(携帯番号など、個人情報等の書き込みを行った場合は法律により処罰の対象になります)
onewbububu(プロフ) - 2人にキュンキュンしてます(´˘`＊)テソン大好きなのでこれからも応援してます！ (2017年4月1日 23時) (
レス) id: 1a763a15f0 (このIDを非表示/違反報告)
y0u0b(プロフ) - onewbububuさん» ありがとうございます！！！そう言って頂いて嬉しい限りです！！頑張って更新するので引き続きよろしくお願いします^^ (2017年3月28日 12時) (レス) id: e0b5d33497 (このIDを非表示/違反報告)
onewbububu(プロフ) - 毎回楽しく読まさせていただいてます^^これからの展開にドキドキしてます！ (2017年3月28日 9時) (レス) id: 1a763a15f0 (このIDを非表示/違反報告)
作品は全て携帯でも見れます
同じような小説を簡単に作れます → 作成
この小説のブログパーツ
作者名：＠あーるぬな | 作成日時：2017年3月23日 15時
