makes me happy 3

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Daesung side

「って！さっきから聞いてます？」

「え？」

「ほらほら聞いてない」

スンリはラウンジに来てから
飲むわ話すわでひたすら飲んで話してる

話なんてほとんど聞いてないんだけど
10分に一回のペースでこうやって聞いてくる


もう何回このやり取りをしたか


「にしてもREINAちゃんといた人
ジュンさんって言うですけど
本当にすっげーイケメンですよね！！

REINAちゃんも可愛いし？美男美女！」


は？

なんで
いきなりタイムリーな話をしてくるんだよ


もちろんスンリの話を聞かずに考えてたのは
Aの事だから


「でも、ジュンさん振られたっぽいですね」

「は？」


振られた？



「あ、やっと反応した！」

「…。」

「睨まないでくださいよ！」

僕が睨むとスンリはあははって笑ってふざける

「いや、俺見えちゃったんですよ

REINAちゃんが持ってた花束に好きだって
書いてあるメッセージカードが入ってたの


そんでREINAちゃん泣いてたじゃないですか
はじめは嬉しくて泣いてるんだと思ったけど
二人の雰囲気からしてそんな感じでもなくて
ジュンさんも顔がひきつってたし

だからあれは間違いなく降られた直後っすね

てか、そもそもあの二人って
元々知り合いなんですかね？
最近知り合ったとかじゃなさそうですけど」


探偵張りに推理して自信満々に言い切る
スンリに色んな意味で感心する


振られたかどうかの真意はわからないけど
ジュンさんがAに
告白したのは事実だと思う


なんか余計に飲む気分じゃなくて
時間もそれなりにいい時間だったから

会計して強制的にスンリと一緒に
部屋に戻ることにした

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