makes me happy 3

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you side

マネージャーに送ってもらった先は
都内の高級ホテルの高層階にあるラウンジ


ご飯食べに行くって言ったのに
なぜこんなとこなんだ


ご丁寧に予約までしてあるし


私を送り届けるとじゃあな！


って帰ろうとしたマネージャーを引き留めて
一緒にジュンさんが来るのを待つことにした

こんな雰囲気なところに一人にしないでよ
気後れしまくってるんだから

行き慣れない場所に
完全に固まってる




通されたのは奥まった場所にある席で
一面ガラス張りで夜景が広がってて

テーブルに品よく置かれたキャンドルが
ゆらゆらと揺れてて
ロマンチックな雰囲気を醸し出してた


窓から見える夜景は本当に綺麗で
かなり場違いな気がして


さらに体が緊張する



「俺、こんな雰囲気の所にいれないんだけど」

って肩をすくめて小声でマネージャーが話す

こっちのセリフだよ

そう思ってんのに
私を一人置いてこうするなんて

なんて奴だ



「ワタシもだよ！
だからジュンさん来るまで絶対にいてよね」

念押して言えば

「へいへーい」

って気の抜ける返事が返ってきた


何も頼まないのはどうかと思って
ジュンさんに連絡すればもうすぐ着くから
先に頼んでていいよって返事が返ってきたから

私がバーテンダーのオススメカクテル
マネージャーがジンジャエールを頼んで
飲みながらジュンさんが来るのを待った


オススメのカクテルは
食前酒的な感じで
甘すぎないスッキリした味で飲みやすかった



名前は…忘れた

というか聞いてなかった(笑)

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