makes me happy 3

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ジュンさん優しいけど
仕事になると鬼だもんな
贔屓されてるなんて感じたこと
今まで１度もないんだけど

プライベートはお兄ちゃんの友達だし
それなりだけどさ

「REINAお前ぐらいだぞ
この鬼プロデューサーにこんな態度なの」

「そんなわけないじゃん」

ね！ジュンさん！
ってジュンさんに聞いたら笑って流された

え？！

「ったく、そんなことあるよ(笑)」

「えー
マネージャーだって普通に話してるじゃん」

「俺、大学の同期だもん」

え？そうなの？


初耳なんだけど


初耳ついでに二人の大学話を聞いてたら
向こうからテソンさんが…じゃなくて
テソンくんがマネージャーさんと歩いてくる


昨日ぶりなのになんか緊張するぅ

さっきジュンさんに髪の毛グシャグシャに
されたから乱れてないかな

手を髪の毛に伸ばして
乱れてないか確認する

よし！大丈夫そう


「おはようございます」

「おはよう」

テソンくんも挨拶を返してくれたけど
すぐに目そらされたしなんか冷たい？気がした

でも、ジュンさんとかに普通に挨拶してるし
私の気のせい？


挨拶だけでテソンくんは
すぐに自分の楽屋に入ってしまった


私もモヤモヤのまま自分の楽屋に戻った


気のせいだよね


「REINAちゃんリハ出番もうすぐあるし
メイク直すよ」

「はーい」

イスに座ってメイクを施してもらう

AからREINAへ


「おっけ、出来た」

今日はナチュラル

初恋や恋の始まりとか爽やかな歌が多いから
衣装も白いのばっかだし
わがままで三曲とも違う衣装にしてもらった

元々用意されてたふわふわの白のミニワンピ
これはテソンくんの時に着る予定

デュオとのコラボは
路上でのライブをイメージして私服
白のスウェットワンピに
フリンジブーツ、ニット帽
全部私の私物

アイドルさんとは
私の曲を歌うけどアイドルさん達の
歌の衣装をお借りすることにした



「ナチュラルが何気に一番大変なのよ」


「でもありがとうございます！
ナチュラルなのにすごくいいです！！」


どの衣装にも合いそう

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