突然の告白 ページ4
スカラマシュくんと別れた後、雨は思ったよりも早めに止んでくれた
引き続き平蔵探しの旅をしているとこれもまた意外と早めに見つかった
私は気付かれないよう足音を立てずにそーっと後ろから近づき
無防備すぎる平蔵の脇腹と服の間に勢いよく手を突っ込んだ
『お久しぶりんごの脇腹攻撃〜！！』
平｢っ〜！？？！｣
3秒後見事に私の頭頂部に正論パンチがくだりました。
『レディーを殴るなんて紳士失格だぞ〜平蔵』
平｢出会い頭に服の中に手を突っ込んでくる哺乳類をどうやってレディーとして見たらいいんだい？｣
『せめて人類としてカウントしてよ』
その後頭を擦りながらなんとか挨拶を済ませ、今は行きつけの茶屋にいる
ここのお団子美味しいんだよなぁ…
んまんま
平｢はぁ…帰ってくるならせめて連絡くらいあってもよかったんじゃない？
そしたらもっと早く会えただろうに｣
『めんどくさくて』
平｢君ってやつは本当に…｣
『嬉しくなかった？帰ってきたの』
平｢……別にどっちでもないけど｣
『えぇ〜？ほんとかなぁ〜』
平｢どっちでもない！｣
『はいはぁい』
それから璃月であったことや少しだけモンドの話もしたり土産話で盛り上がった
時々機嫌悪そうになってたけど、きっと私が思いのほか皆と仲良くしてて
ヤキモチ妬いたんだねうんうんわかるよ
平｢へぇ…そのタルタリヤって人……かっこいいの？｣
『中身のせいで台無しになってるけど見た目はかなりいい方だと思うべ』
平｢君が1番人のこと言えないからね
ふーん…そうなんだ…｣
『ねえさっきからどしたの？やたらタルタリヤさんの話聞いてくるじゃん
え、まさか平蔵…大丈夫！私そういう偏見とかないから！！応援する！！』
平｢君が盛大な勘違いをしているのはわかった｣
なんだ違うのか…
確かに絡みないもんなぁ話聞いただけで好きにならないよなぁ普通
私はまた団子を1口口に運ぶ
『違うのかぁ…まあ好きになってたら私も頑張らなきゃいけなくなってたしいいけど〜』
平｢何を頑張るのさ、もしかしてAの方がその人のこと…｣
『あー違う違う、平蔵こそ勘違いしてるよ』
持っていた団子をお皿に戻して平蔵の方へと向き合う
あ、戸惑ってる顔してる…探偵なのにわかりやすい人
『だって私が好きなの、平蔵だもん』
平｢……え…？｣
『好きだった、ずっと。』
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花雪(プロフ) - 椎名さん» ありがとうございます！！ (2022年12月7日 11時) (
レス) id: c1bcb23964 (このIDを非表示/違反報告)
椎名 - 完結おめでとうございます！大好きです (2022年12月7日 9時) (レス) @page7 id: 1c00c5b49c (このIDを非表示/違反報告)
花雪(プロフ) - マシュさん» ありがとうございます〜！頑張ります！ (2022年12月6日 21時) (レス) id: bc2917c11b (このIDを非表示/違反報告)
マシュ(プロフ) - とても面白かったです！次作楽しみに待ってます！！頑張って下さい！ (2022年12月6日 20時) (レス) @page7 id: 142063a32b (このIDを非表示/違反報告)
花雪(プロフ) - 椎名(り)さん» ありがとうございます！！ (2022年11月24日 11時) (レス) @page2 id: c08ead3eb0 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：春雪 | 作成日時：2022年11月22日 23時
