おねだり ページ11
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宏光「…つぅか、」
私の下唇を親指でぷるん、と弾きながら念入りにティッシュで拭う。
宏光「…キス出来ねぇじゃん」
確かめるように口元に近づいて、くんくんと鼻を鳴らす。
…いや、あなたから出たんですからね?
「…キス、出来ないんですか?」
宏光「んー…、ちょっと無理」
「…」
宏光「だって俺のだぜ?」
「…」
宏光「……チューしたいの?」
「…したいです」
宏光「……じゃあ、おねだりしてみて」
「…」
え?
私がおねだり?
「…私がおねだりするんですか?」
宏光「そうだよ、したいんでしょ?」
「…どうやって、」
宏光「かわいく」
「…」
多少の疑問を抱きながらも、キスをしてもらえないのは嫌だから。
よし、って宏くんの目を見つめた。
「ちゅー…、して?」
言った瞬間、恥ずかしさにぶわぁって顔が熱くなる。
当の目の前の本人は何も言ってくれないし…
…だめ、だったかな…?
「…んんっ…!、」
急に唇を塞がれて、後頭部に回された手に力が入る。
そのまま再びベッドに押し倒されて、角度を変えて啄ばむようなキスが落とされる。
宏光「っあーーー…、なんかやっぱ…、」
唇を離し、少し怪訝な表情を見せる彼。
宏光「……ん、でも無理。…我慢できねぇわ」
「…っきゃ、!」
スッ、と胸元へ顔を埋めた彼の舌が先端に触れ、反応する身体。
両手で膨らみを揉み上げながら、チュパ…って吸い上げる。
「っやぁぁぁ…、」
宏光「すげ、また溢れてきてる…」
「んんっ…!…はぁっ…、」
ツプ…、って再びソコに挿し込まれた指。
ゆっくりと掻き回され、ちゅぷん、て抜かれて。
宏光「もう無理…、」
はぁ…、って深くて熱い吐息と共に呟いた彼。
私の脚を持ち上げ、手早く準備を済ませた自身を擦り付ける。
宏光「すげぇぬるぬるしてる…」
はやく彼を感じたくて、焦れったい気持ちが高鳴って…
思わず浮いてしまう腰を彼が掴んで、妖艶な笑みを見せる。
宏光「…じゃあ、Aが自分で挿れて?」
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カリン(プロフ) - おぉー!!移行おめでとうございます゚+。(ノ´∀`)これからもずっと応援してます! (2015年5月4日 0時) (レス) id: 6641d2fd0e (このIDを非表示/違反報告)
Mayu - こちらこそお話を書いてくれてありがとうございます!あまりコメは出来てませんが、このお話、いっつも楽しみにしてます♪みっくんの様子がおかしいのって、前ついた嘘がバレたのかなぁ??と思いながら読んでました。クライマックスに向けてどうなるのか楽しみです★ (2015年5月4日 0時) (レス) id: 0f96157ddb (このIDを非表示/違反報告)
Maa.xx(プロフ) - はじめまして。いつもニヤニヤしながら読んでます!次で最終章、寂しいです、、、是非、続編期待しています! (2015年5月3日 22時) (レス) id: a8a2d31d70 (このIDを非表示/違反報告)
玉ヶ谷マイコ(プロフ) - 初めまして。何度も読み返しながら楽しんでます!続編、ぜひぜひはなちゃん目線で読んでみたいです!はなちゃんは2人をどんな気持ちで見守ってたのかなー実は2人の恋心に最初に気づいたのははなちゃんだったりして…とか妄想してます。是非ご検討ください! (2015年5月3日 22時) (レス) id: 7f76b5525c (このIDを非表示/違反報告)
kana(プロフ) - Kさんの作品はみっくんのかっこいいポイントが本当のみっくんもそれやりそう〜!って思えてすごくすごく好きです!こちらこそ、楽しいお話を読ませていただいてありがとうございます!です(^^)みっくんの不機嫌も気になりますが(!!)8章楽しみにしています! (2015年5月3日 22時) (レス) id: 75b1e14f7d (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:K | 作成日時:2015年3月17日 19時