ばかミツ ページ24
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「二階堂さん、大丈夫ですか?気分悪ければ薬ありますけど…」
二「っへ…?」
トイレから戻ってきた二階堂さんに問いかけると、一瞬固まった彼。
そしてジッと私を見つめると、その顔はみるみ赤くなっていく。
二「…お、俺っ…、」
手で口元を覆い、伏し目がちに俯いた彼が何か言いかけた瞬間。
寝室へと繋がるドアが開く音がして、髪の毛があらぬ方向へ跳ねている宏くんが眠そうな顔で現れた。
宏光「…はよ」
眠そうにあくびしながらスウェットの裾から手を入れて。
引き締まったお腹をちらちらさせながら洗面所へと向かった。
二「…ば、ばかミツ…っ、!!//」
宏くんの後ろ姿にいきなりそう叫んだ二階堂さん。
宏光「あ?なんだよ二階堂」
二「…俺っ…、ミツのせいで…」
宏光「は?」
ニ「…ミツのせいで俺は寝れなかったんだよっ!!!」
宏光「はぁ?なんで俺のせ…」
そこまで言った宏くんは、ハッとした表情で私を見た。
「…え?」
宏光「おまっ…、二階堂っ…!!」
二「知らない知らないっ!!だって悪いのはミツでしょっ!!あんなの聞かされたら誰だって寝れないからっ!!!」
宏光「だぁーーーーっ!!言うなバカっ!!!」
千「何?さっきから何言ってんの?」
宏光「千賀、お前は知らなくていい」
千「なんでだよ、教えろよ!!」
二「俺もうAちゃんの顔見れないよ…」
千「え、なんで?」
宏光「見なくていい。つーか見んな」
二「やだ!見るっ!!」
宏光「意味わかんねーわ!!!」
千「ねぇっ!!俺もわかんない!!!」
ギャーギャー騒ぐ三人の話聞いてたら、なんとなく事の真相が分かってきて…
恥ずかしくてあっつくなった顔で俯いて、思わずキッチンに逃げ込んだ。
……どうしよう。
二階堂さんに聞かれてたんだ…
もうっ、だから言ったのに……っ!!////
……最悪。
はずかしすぎる……(泣)/////
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カリン(プロフ) - おぉー!!移行おめでとうございます゚+。(ノ´∀`)これからもずっと応援してます! (2015年5月4日 0時) (レス) id: 6641d2fd0e (このIDを非表示/違反報告)
Mayu - こちらこそお話を書いてくれてありがとうございます!あまりコメは出来てませんが、このお話、いっつも楽しみにしてます♪みっくんの様子がおかしいのって、前ついた嘘がバレたのかなぁ??と思いながら読んでました。クライマックスに向けてどうなるのか楽しみです★ (2015年5月4日 0時) (レス) id: 0f96157ddb (このIDを非表示/違反報告)
Maa.xx(プロフ) - はじめまして。いつもニヤニヤしながら読んでます!次で最終章、寂しいです、、、是非、続編期待しています! (2015年5月3日 22時) (レス) id: a8a2d31d70 (このIDを非表示/違反報告)
玉ヶ谷マイコ(プロフ) - 初めまして。何度も読み返しながら楽しんでます!続編、ぜひぜひはなちゃん目線で読んでみたいです!はなちゃんは2人をどんな気持ちで見守ってたのかなー実は2人の恋心に最初に気づいたのははなちゃんだったりして…とか妄想してます。是非ご検討ください! (2015年5月3日 22時) (レス) id: 7f76b5525c (このIDを非表示/違反報告)
kana(プロフ) - Kさんの作品はみっくんのかっこいいポイントが本当のみっくんもそれやりそう〜!って思えてすごくすごく好きです!こちらこそ、楽しいお話を読ませていただいてありがとうございます!です(^^)みっくんの不機嫌も気になりますが(!!)8章楽しみにしています! (2015年5月3日 22時) (レス) id: 75b1e14f7d (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:K | 作成日時:2015年3月17日 19時