same dream 7 ページ9
父「明日からしばらく家から出るな」
A「え、」
父「学校にも行くな。
おい、Aのこと見張っておけ。」
「はい、」
家の使用人に私の監視を命令する。
A「ちょっと、待って」
父「お前の行動が会社にどれだけの影響があるのか、
幼いお前には理解できないんだろう。」
母は何も言わず、もう仕事の資料を見ている。
父「自由が欲しいなら家を捨てろ。」
そう吐き台詞のように残して、リビングを出る父。
結局、両親を説得することなんて出来なくて、
自分の部屋に戻り、ベッドで泣き崩れる。
次の日から私には自由がなくなり、携帯も没収され、自分の部屋だけで過ごす毎日になった。
部屋の窓を開けて、外を眺める日々。
私はこうして、決められた人生を歩むしか道はないんだと、人生に落胆して、何も考えずただ時間が流れる。
外を見ていると、見たことがある姿。
それは、ジャニーさんとあの日話しかけてくれた、
翔くんと、ニノ、そして樹。
A「え、なんで、」
うちの敷地をうろうろしながら、
様子を伺っている3人。
樹「あ、いた！A！」
樹が私に気がついて大きく手を振る。
A「どうしたの、みんな」
翔「ジャニーさんに言われて様子見にきたんだよ」
ニノ「大丈夫？」
見張りの人や、使用人にバレてしまうと思い、
一階の裏口の方に来てもらうよう話す。
久しぶりに会えたみんなに、心が躍る。
樹「A、っ、」
私を抱きしめて、泣いてくれる樹。
親に許してもらえなかったこと、全てを3人に話す。
A「もう、無理だと思う、ごめん、みんな」
樹「あのね、A、
実はね、私たちデビューが決まったの」
A「え、デビュー？」
樹「そう、この2人と他の男子メンバーと、私。
そこにね、Aを入れたいって社長が。」
翔「やろうよ一緒に。」
樹「もう家族がなくても、私たちがいるよ」
ニノ「社長も責任持つって。
Aがデビューするなら、守るってさ。」
A「でも、お父さんがどんな圧力かけるかわからない。みんなに迷惑かけちゃう。」
翔「それは、大丈夫だってよ。手があるって。」
A「ほんとに、？」
樹「うん、Aがどうしたいかだよ。」
ニノ「家族を捨てて、こっちに来れるか。」
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樹(プロフ) - あやかさん» 「いつまでも」とは違った展開になるようにと、考えています。最後までまた見届けていただけたら嬉しいです。 (2022年1月19日 23時) (
レス) id: b08abe3394 (このIDを非表示/違反報告)
あやか(プロフ) - こんばんは。更新有難うございます。一粒のダイヤと心に流れる涙、想像以上の展開にドキドキしています。泣いても泣かされても心に嘘はつけないですね。最後までどんな展開になるのか楽しみです。 (2022年1月19日 21時) (レス) @page34 id: 270e1ea97a (このIDを非表示/違反報告)
樹(プロフ) - あやかさん» 空気感は変わりましたよね。嵐の過去は私にとって宝物で、今もDVD見たりしてやっぱり好きだなあ、って幸せをもらえる存在です。完全に過去に浸ってしまっています。また、楽しんでいただけるように頑張りますね。ありがとうございます。 (2022年1月18日 6時) (レス) id: b08abe3394 (このIDを非表示/違反報告)
あやか(プロフ) - 樹さん、いつも更新有難うございます。今日もzeroを見てここにきました。ここ一年の間に顔が、雰囲気というか纏っている空気が変わったような。当たり前の変化でしょうね。樹さんワールドは未来を見ていた頃に戻れるから。そう思って読んでる方いると思います。 (2022年1月18日 1時) (レス) @page26 id: 270e1ea97a (このIDを非表示/違反報告)
樹(プロフ) - あやかさん» 更新とても遅くなってしまってごめんなさい。待っていただいてとても嬉しいです。戻りたい気持ち、すごくわかります。彼らを追いかけるのが日常で、生活の中に彼らがいた毎日は本当に幸せだったなあ、なんて思います。戻りたくなりますよね。 (2022年1月17日 6時) (レス) id: b08abe3394 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：樹 | 作成日時：2021年11月19日 21時
