same dream 4 ページ6
でも、踊ったり歌ったりするレッスンだけで良いと言われて、心が揺らぐ。
自分の知らない世界、縁のない世界。
決められたレールの上でしか生きれない私。
違う世界を見てみたい、そんな気持ちが湧き出る。
A「でも、私だけですよね、女の子、、」
ジャニー「何人か女の子集めてレッスンしよう」
A「まあ、それなら、、」
翔「まじで、女子入れるんですか？」
ジャニー「うん、どう？やる？」
みんなが私を見る。
A「レッスンだけなら、、はい、」
ジャニー「よし、決まりだよ！」
この出会いが全てのはじまりだった。
まさか、この出会いが
私の人生になるなんて思いもしなかった。
それから学校帰りに、
少しの時間だけレッスンに向かう毎日。
最初は私1人でレッスンしたり、
ジャニーズJr.と呼ばれる先輩に踊りを習ったり
しているうちに、1人、2人、と女の子が増えた。
5.6人ほど集まった頃、
1学年上の樹に私は出会う。
樹は私よりも明るくて、いつも天真爛漫。
でも、すごく顔もスタイルも整っていて、
誰もが目を引く女の子だった。
いつからか、私は樹と一緒にいることが
楽しくて、
この場所にくることが生きがいになっていた。
ある日の朝、
リビングに行くといつもはいない父親が
海外出張から戻っていたらしく、食卓に座っている。
A「おはようございます」
父「最近、家に帰る時間が遅いと聞いた。
何してんだ。」
お手伝いさんや、秘書の方の顔を見ると、
さっと、目を逸らされる。
A「すいません、気をつけます」
父「何をしてるんだと聞いているんだ。
調べさせればすぐ分かるんだからな、」
A「すいません、ちょっと友達と遊んだり、」
父「不利益な交友関係はやめろ」
A「すいませんでした」
父「いつも、〇〇家の看板を背負ってると思って生きろと、言ってるだろ。わかってんのか。遥瑠を見習え。」
A「はい、気をつけます」
父はいつもこういう人。
いつも会社のことだけを私たちに押し付けてくる。
最近得られた自由が幻想だったと我に帰る。
少しだけでも、楽しい時間を味わえてよかった。
と、自分でも驚くほど、
自分の境遇をすんなりと受け入れられて、
レッスンにはこの日から行かなくなった。
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樹(プロフ) - あやかさん» 「いつまでも」とは違った展開になるようにと、考えています。最後までまた見届けていただけたら嬉しいです。 (2022年1月19日 23時) (
レス) id: b08abe3394 (このIDを非表示/違反報告)
あやか(プロフ) - こんばんは。更新有難うございます。一粒のダイヤと心に流れる涙、想像以上の展開にドキドキしています。泣いても泣かされても心に嘘はつけないですね。最後までどんな展開になるのか楽しみです。 (2022年1月19日 21時) (レス) @page34 id: 270e1ea97a (このIDを非表示/違反報告)
樹(プロフ) - あやかさん» 空気感は変わりましたよね。嵐の過去は私にとって宝物で、今もDVD見たりしてやっぱり好きだなあ、って幸せをもらえる存在です。完全に過去に浸ってしまっています。また、楽しんでいただけるように頑張りますね。ありがとうございます。 (2022年1月18日 6時) (レス) id: b08abe3394 (このIDを非表示/違反報告)
あやか(プロフ) - 樹さん、いつも更新有難うございます。今日もzeroを見てここにきました。ここ一年の間に顔が、雰囲気というか纏っている空気が変わったような。当たり前の変化でしょうね。樹さんワールドは未来を見ていた頃に戻れるから。そう思って読んでる方いると思います。 (2022年1月18日 1時) (レス) @page26 id: 270e1ea97a (このIDを非表示/違反報告)
樹(プロフ) - あやかさん» 更新とても遅くなってしまってごめんなさい。待っていただいてとても嬉しいです。戻りたい気持ち、すごくわかります。彼らを追いかけるのが日常で、生活の中に彼らがいた毎日は本当に幸せだったなあ、なんて思います。戻りたくなりますよね。 (2022年1月17日 6時) (レス) id: b08abe3394 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：樹 | 作成日時：2021年11月19日 21時
