same dream 15 ページ17
A「樹が、ニノちゃんに片想いしてるの知って、寂しくなって。
翔くんが、彼女さんと幸せって言い切らないことに、何でか、少し安心したりして。
私は、みんなが変わっていくことが、嫌なのかも。
最低だよね。」
智「んなことねえだろ。」
A「みんなを失いたくなくて。」
智「でもさ、それだけか？」
A「ん？」
智「変わっていくのが嫌なだけか？
翔くんに対して思うことって」
A「ん？、、うん、」
少し考えるけど、分からなくて頷く。
智「変わっていくのは、Aも同じかもよ」
そう意味深な笑みを私に向けて、
また、ごろんっと寝転ぶ。
A「何それ、」
智「教えね。」
A「何ー、教えてよー。」
智くんを揺さぶって、お願いするけど、
寝たふりをしてしまう智くん。
ニノ「何してんの」
いつの間にか楽屋に入ってきていた、ニノちゃん。
A「内緒」
ニノ「生意気なやつ」
と言って私の頭を軽く小突く。
A「いったーいっ！」
の、瞬間に樹も楽屋に入ってくる。
その光景を見て、
小さく樹は「おはよ」とだけ言って
遠くのソファに座る。
ニノ「そんなに強くしてねえだろ。うるさいなあ。」
A「ふーんだ、」
そう言って、樹の近くに移動する。
ニノ「おこちゃま、笑」
A「樹、おはよう」
明るく声をかけるけど、私の目を見てはくれない。
樹「うん、」
その態度に心がざわつく。
A「あ、ねえねえ、樹これ見てー」
私はいつも通り樹と仲良く話したくて、
話題を作る。
けど、
樹「ごめん、今ちょっと疲れてるから。
後で聞くね。」
そう言って、樹は楽屋を出ていってしまった。
明らかに、態度が悪くて。
樹はずっと、
私のお姉ちゃんみたいに接してくれていた。
喧嘩なんて一度もなくて、
私の我儘も、優しく包み込んでくれていたのに。
私に避けるような態度なんて見たことがなかったから、心が苦しくなるほど寂しい感情で支配される。
この日から、樹は私にずっと素っ気なかった。
そんな樹を見ると、つらくて、くるしくて。
私はどれだけ樹に依存していたかを、
いやと言うほど、思い知らされる。
急に孤独になったような、そんな気がした。
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樹(プロフ) - あやかさん» 「いつまでも」とは違った展開になるようにと、考えています。最後までまた見届けていただけたら嬉しいです。 (2022年1月19日 23時) (
レス) id: b08abe3394 (このIDを非表示/違反報告)
あやか(プロフ) - こんばんは。更新有難うございます。一粒のダイヤと心に流れる涙、想像以上の展開にドキドキしています。泣いても泣かされても心に嘘はつけないですね。最後までどんな展開になるのか楽しみです。 (2022年1月19日 21時) (レス) @page34 id: 270e1ea97a (このIDを非表示/違反報告)
樹(プロフ) - あやかさん» 空気感は変わりましたよね。嵐の過去は私にとって宝物で、今もDVD見たりしてやっぱり好きだなあ、って幸せをもらえる存在です。完全に過去に浸ってしまっています。また、楽しんでいただけるように頑張りますね。ありがとうございます。 (2022年1月18日 6時) (レス) id: b08abe3394 (このIDを非表示/違反報告)
あやか(プロフ) - 樹さん、いつも更新有難うございます。今日もzeroを見てここにきました。ここ一年の間に顔が、雰囲気というか纏っている空気が変わったような。当たり前の変化でしょうね。樹さんワールドは未来を見ていた頃に戻れるから。そう思って読んでる方いると思います。 (2022年1月18日 1時) (レス) @page26 id: 270e1ea97a (このIDを非表示/違反報告)
樹(プロフ) - あやかさん» 更新とても遅くなってしまってごめんなさい。待っていただいてとても嬉しいです。戻りたい気持ち、すごくわかります。彼らを追いかけるのが日常で、生活の中に彼らがいた毎日は本当に幸せだったなあ、なんて思います。戻りたくなりますよね。 (2022年1月17日 6時) (レス) id: b08abe3394 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：樹 | 作成日時：2021年11月19日 21時
