same dream 14 ページ16
A「そっか、」
いつまでも家族のようにいられると思っていた私達。
誰かを好きになってしまうことで、
この関係性が変わっていくのは切ない。
翔「Aも知らないふりしておけ」
A「そんなの出来ない」
翔「樹が頼ってきたら、力になってやれよ」
A「、、うん。片想いって切ないんだね」
翔「まあな」
A「じゃあ翔くんは、幸せだね。
両思いでいられる彼女がいるなんて。」
翔「、、、どうかな、」
突然、顔を曇らせる翔くん。
A「、、？」
変なこと言ったかな、と首を傾げる。
恋愛って、幸せばかりじゃないのかな、
なんて、不思議に思う。
翔「まあ、色々、あんだよ」
少し、幸せって言い切らない翔くんに、
何故か心が躍ってしまっていた。
A「ふうん、恋愛って大変ね」
翔「子どもには分かんないんだろ」
A「誰が、子どもよ、」
翔「A、笑」
A「みーんな、私を子ども扱いするっ！」
むっ、とほっぺたを膨らました私を、
翔くんは優しい顔で笑って、
そのほっぺを、むにっと握る。
A「なに、しゅんのっ、」
翔「みんなお前が可愛いんだよ、笑」
スタッフ「櫻井さん、ヘアセットどうぞー」
楽屋にスタッフさんが呼びにくる。
翔「はーい、じゃ、またな」
ぽんぽん、と、
私の頭を優しく撫でて、部屋を出ていく
頭を撫でられた瞬間、
私の心に今まで味わったことのない痛みが走る。
A「、ん、、？」
私は痛んだ胸を触る。
何、この痛み。
A「智くん」
私は、向こうのソファに、
ぐでっと、横になる智くんを呼ぶ。
智「んあ？」
眠そうに返事をする智くんに近づいて、
ソファの近くにしゃがむ。
A「私の頭撫でてみて」
智「なんじゃそりゃ」
A「はやく」
智「ん、よしよし」
わしゃわしゃと、私の頭を撫でる。
特に何も変化はなくて、
A「んー、？」
頭をかしげる。
智「どした」
A「何か、へん。」
智「何が」
A「翔くんに頭撫でられたら、
ここが、きゅうってなった。」
胸の服を握る。
智「ほう」
と言って、物珍しそうな顔して起き上がる智くん。
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樹(プロフ) - あやかさん» 「いつまでも」とは違った展開になるようにと、考えています。最後までまた見届けていただけたら嬉しいです。 (2022年1月19日 23時) (
レス) id: b08abe3394 (このIDを非表示/違反報告)
あやか(プロフ) - こんばんは。更新有難うございます。一粒のダイヤと心に流れる涙、想像以上の展開にドキドキしています。泣いても泣かされても心に嘘はつけないですね。最後までどんな展開になるのか楽しみです。 (2022年1月19日 21時) (レス) @page34 id: 270e1ea97a (このIDを非表示/違反報告)
樹(プロフ) - あやかさん» 空気感は変わりましたよね。嵐の過去は私にとって宝物で、今もDVD見たりしてやっぱり好きだなあ、って幸せをもらえる存在です。完全に過去に浸ってしまっています。また、楽しんでいただけるように頑張りますね。ありがとうございます。 (2022年1月18日 6時) (レス) id: b08abe3394 (このIDを非表示/違反報告)
あやか(プロフ) - 樹さん、いつも更新有難うございます。今日もzeroを見てここにきました。ここ一年の間に顔が、雰囲気というか纏っている空気が変わったような。当たり前の変化でしょうね。樹さんワールドは未来を見ていた頃に戻れるから。そう思って読んでる方いると思います。 (2022年1月18日 1時) (レス) @page26 id: 270e1ea97a (このIDを非表示/違反報告)
樹(プロフ) - あやかさん» 更新とても遅くなってしまってごめんなさい。待っていただいてとても嬉しいです。戻りたい気持ち、すごくわかります。彼らを追いかけるのが日常で、生活の中に彼らがいた毎日は本当に幸せだったなあ、なんて思います。戻りたくなりますよね。 (2022年1月17日 6時) (レス) id: b08abe3394 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：樹 | 作成日時：2021年11月19日 21時
