eternally49 ページ2
ニノ「あんなデレデレしてる
Aみたくないですもん」
A「もうやめてやめて、恥ずかしい！笑」
翔「はは、笑」
恥ずかしくなって立ち上がる。
ニノ「どこいくの、笑」
A「おつまみ作ってくるの、
もう、私の話やめて、笑」
ニノ「はいはい、笑」
気まずくなって食べ終わった食器を片付けて、
キッチンに向かう。
食器洗いして、おつまみの準備をしてると2人の会話がリビングから聞こえてくる。
ニノ「2人の時はあんな感じになるの？」
翔「A？」
ニノ「うん」
また私の話してる、と笑いが出て恥ずかしくなる。
翔「いや、ねえな」
ニノ「甘えたりないんだ」
翔「いや、少しはもちろんあるけど、
もうちょっと甘えたり、我が儘言ってくれても
良いのになあとは思うかな」
ニノ「昔からあの人、甘え下手ですもんね」
翔「俺の仕事を知ってる分、
遠慮してんじゃねえかな。」
ニノ「それはそうでしょうね」
翔「Aもさ20年以上この仕事してたしさ、
俺のこともよく理解してくれてるし、
結婚して俺はかなり生活が楽になったんだよね」
ニノ「へえ、やっぱり、そうなんすね
まあ、あの人尽くすタイプだしな。」
翔「俺はAと生活するの結構楽しいんだよね」
翔くんはしっかり感謝を言葉にしてくれる人だから、
普段からお礼を言われることは多いけど、
改めてそういうことを言われるも嬉しくなる。
ニノ「翔ちゃんと、Aはさ、
付き合った期間がないわけじゃない？」
翔「うん、まあそうだね」
ニノ「ずっと嵐として仲間だった人が奥さんって
どんな感じ？
いきなり恋人ぽくなれるもんなんすか？」
私が気になっていることをニノちゃんが突っ込むから
食器洗いの手を止めて、聞き耳をたてる。
翔「んー、恋人って言うと、
その言葉に当てはまるかは分からないけど、
まあずっと大切な人だったことには変わりない存在だったからさ。」
ニノ「まあね」
翔「よくあるセリフみたいにはなるけどさ、
幸せにしたいなってこういう感情なんだなって
すごい実感してるんだよね。」
ニノ「へえ」
翔「恋人の期間がなかったしさ、
夫婦らしくなれてるかは、分かんねえけど
まあ、俺ららしくいられれば良いかなって」
ニノ「そんな感じなんすね」
翔「まあ、でももう少し我が儘言って欲しいけどね」
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樹(プロフ) - maronさん» 完結してからも、コメントいただけること、とても嬉しいです。私にとって大切な作品なので、maronさんの心に届いたこと、幸せに思います。コメントありがとうございました。 (2022年1月15日 22時) (
レス) id: b08abe3394 (このIDを非表示/違反報告)
maron(プロフ) - 初めまして。最近、こちらの小説と出会い、面白すぎて一気読みしてしまいました。読みながら私も気持ちが全く同じで、ちょっぴりの寂しさと、優しさと、温かさでいっぱいになりました。素敵な作品をありがとうございました。 (2022年1月10日 0時) (レス) @page31 id: 08effdb176 (このIDを非表示/違反報告)
樹(プロフ) - あやかさん» あやかさん、最後まで見守っていただきありがとうございました。あやかさんに見守っていただいていたので、最後まで走り抜けることができました。この場所を見つけていただいたこと感謝のきもちでいっぱいです。これからも、見守り続けていただけたら、本当に幸せです。 (2021年11月20日 6時) (レス) id: afee8f76cb (このIDを非表示/違反報告)
あやか(プロフ) - ファンの中には消化し切れない方もいらっしゃると思います。みんなが少しずつ楽しくなりますよう願うばかりです。また彼らと過ごした夢の時間が違う形で私たちに訪れる日が来るのかな。ここに来るとそんなことを思ったりします。新作も楽しみに読ませて頂きます。 (2021年11月20日 1時) (レス) @page31 id: 270e1ea97a (このIDを非表示/違反報告)
あやか(プロフ) - 樹さん、完結お疲れ様でした。私も樹さんと同じ気持ちです。彼らに出会えたこと、その縁からここに辿り着いたことにもありがとうの気持ちでいっぱいです。私は樹さんの描くお話からたくさんの優しい気持ちと温かい時間を頂きました。本当にありがとうございます。 (2021年11月20日 1時) (レス) @page31 id: 270e1ea97a (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：樹 | 作成日時：2021年10月24日 8時
