Like a Cinderella (Six) PT.1 (ページ10)

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大声で楽しそうに話しながらビールを飲み始めた3人、いやいつの間にかキッチンドランカーになった森本くん含め4人と

私は出して貰ったお茶をちびちび飲んで…

場違いなのでは？と1つの疑問が芽生える

今回の目標、あまり関わらないようにすると言うのはなんか無理そうな気配も漂ってて

ここに居るのも、ここから出るのもなんか違う気がして何となく居場所が無い感じ

ただ付けられただけのテレビをぼーっと見てると

｢ただいまー｣と玄関からまた声が

｢お、二人とも帰って来た｣

｢おかえりー｣

と口々に二人を出迎える

田中さんと彼女さんかな、と思って取り敢えずまた姿勢を戻すと

リビングのドアが開いて

｢きょもがさー｣ってびっくりするくらい肌の白い男の人の肩を組んで現れた田中さん

…あんなに過保護にしといて彼女じゃないんかいって心の中でツッコミ失礼します

でも彼女でもおかしくないくらい田中さんはニコニコしてるし

きょもと呼ばれる人も男の人にしては綺麗過ぎる。

でもまるで絵本の中の王子様みたいな見た目に反して、何となく樹くんと同じ匂いもする

｢きょも！Aちゃん！今日から｣

そう言って高地くんが私を紹介してくれて慌てて立ち上がり今しかないと思って

｢夏野Aです、宜しくお願いします｣

｢あ、どうも。京本です｣

小さくお辞儀をし合ってると

｢はいはい、みんなそろそろご飯できるよー！｣と森本くんがみんなを呼んだ

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大きな机の上に二つも手際よくたこ焼き器が並べられ、

｢きょも、俺らは手洗いに行くぞ｣

｢はーい｣

田中さんめちゃめちゃ甘いな…それを受け入れてる京本さん…一体なんなんだ…二人の関係は……。

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