Like a Cinderella (Six) PT.1 (ページ29)

今日:12 hit、昨日:27 hit、合計:295,836 hit

029 ページ29

.

ㅤㅤ

ㅤㅤ

ㅤㅤ
ㅤㅤ
ㅤㅤㅤㅤ

大きなテーブルを皆で囲って座り

私は一番安全そうな高地くんの隣、一番端をゲット

樹｢この家のルールその1！男を家に連れ込まない！｣

｢連れ込んでないよ？！｣

ジ｢まだね、まだ！｣

｢まだとかじゃなくて絶対無いよ！｣

北｢なに？Aちゃんって大犯罪でもしたの？｣

｢してないよ？！｣

ジ｢まだね、まだ！｣

でもこの詰め寄られ方は大罪を犯してしまった人にするやり方よね？

優｢別にまだ何も起こってないし、いいんじゃないのー？｣

樹｢何か起きてからじゃ遅いんだよ！｣

｢だからその言い方は大罪犯す前の人みたいになっちゃってるから…｣

大｢事件を未然に防ぐ事も我々には重要な任務なんだ、どうぞ｣

樹｢そういう事だ、どうぞ｣

いやいや、もう警官ごっこ始まっちゃってる！

みんなただ弄りたくて巫山戯てるだけだよね…？

ㅤㅤ

ㅤㅤ

｢Aちゃんはさ、その彼氏の事本気で好きなの？｣

今まで黙ってた北斗くんが私の目を真っ直ぐ見て言うから、みんなも何か感じ取ったみたいで急に静かになる

｢えっ？｣

いやそれはそれで困るんだけど？

みんな私が喋るのを待ってるのか、また視線が一気にこちらに集中する

…そんなに見つめられたら穴開いちゃうよ？

ㅤㅤ

.