37 不安 ページ38
夜のテラス席まできた。
『どうしてここなの？』
ド「これを渡すためだ」
ポケットから細長い箱を取り出した。Aはありがとうと受け取り直ぐに箱を開けた。
『わぁ！凄い綺麗！星が動いてる』
丸い硝子の中には夜の星空が広がったネックレスだった。
ド「暗くなると星が浮き出るんだ、夜空に向かって覗く時にだけ動くんだ...気に入ったか？」
『えぇ！とっても嬉しいわ！本当にありがとう、大切にするわ』
ド「気に入って貰えて何よりだ！...僕が付けてやる」
Aからネックレスを貰うとAの後ろに周りネックレスを付けた。
『似合う？』
ド「あぁ、とても似合ってる」
Aはネックレスを握りながら少し微笑み話出した。
『ねぇドラコ、私今とっても幸せを感じてるわ』
ド「...急にどうしたんだ？」
『ホグワーツに入るまでは友達って言えるのはドラコぐらいしか居なかったじゃない？でも悲しくは無かったわ両親が傍に居てくれたから！両親と離れてからも友達が少しずつ出来てきて、ドラコもいつも傍に居てくれたわ。でも休日に入って、友達とは会えなくなって、両親も最近は忙しくてなかなか家に帰って来なくて...少し寂しかったの。でも今は寂しくないのよ！？みんな居るし...』
Aは段々暗い顔になり、今にも泣いてしまいそうだった。ドラコはAの手をそっと掴む。
ド「A...不安か？」
『えぇ、でもなんでか分からない、いきなりそう思っただけで、そのー...』
ド「そうだな...でも1つ言える。僕は居なくならない」
Aはパッと顔を上げてドラコを見た
ド「ずっと傍に居る、Aが嫌だって言うまで」
『本当？』
ド「あぁ、約束する」
Aは1粒涙を流すと、安心したように笑顔になった。
『でも、ドラコに彼女が出来たら、その人の傍に居てあげてね？』
ド「(まだ分かってないんだろうな)...あぁ、そうするよ」
Aは自分で言ったものの、ドラコの返事に少し胸が締め付けられる感覚だったが、気に止めなかった。
『...ごめんなさい！暗い話だったわね！パーティー楽しみましょ！』
ド「フン...そうだな、Aダンスは踊れるか？多分中はちょうどダンスが始まってるはずだ」
『待って...どうしよう！私踊った事ないわ！』
ド「...よし、君の踊り見てみたくなった、行くぞ！」
ドラコは意地悪な顔になり、Aを中に引っ張って行った。
不安
(ド「...A」)
(『ドラコ何も言わないで』)
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ルリ(プロフ) - ゆらりさん» 気付くのが遅くなり、すみません！ご指摘ありがとうございます！ (2021年2月9日 8時) (
レス) id: f2a767728c (このIDを非表示/違反報告)
ゆらり - スーザンは「スーザン・ボーンズ」ですよ！！ (2021年2月4日 14時) (レス) id: 18bd6a12aa (このIDを非表示/違反報告)
ルリ(プロフ) - 架印�靴気�» 指摘ありがとうございます！頑張って治していきます！ (2021年1月21日 20時) (レス) id: f2a767728c (このIDを非表示/違反報告)
架印��(プロフ) - ↓合ってる所もあるのですが、 (2021年1月20日 18時) (レス) id: cb6e7377c2 (このIDを非表示/違反報告)
架印��(プロフ) - 【脱字の報告】“クィディッチ”が“クディッチ”になってます。 (2021年1月20日 18時) (レス) id: cb6e7377c2 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：RURI | 作成日時：2020年10月29日 14時
