【4】:念には念を、最強には最強を【H×H】

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ゴンの腕を掴むフェイタンの横に行く


『すみません、

手を……離して下さい』


私は全身から溢れる殺気をフェイタンに向ける


フェイタン「ｯ!……」

フェイタンは静かにゴンの腕を離す


『ごめん、キルア…。やっぱり2人を無視出来ない…』

キルア「…」

私は後ろで動けずにいるキルアにそう声をかける



『マチさん…前に伝えたこと……1つ訂正します』


マチ「ｯ!………」



『私が嫌いな事。

盗み と 殺し そう言いました。でももう1つあります。



この2人に手を上げる事 です』


私はこの場の全員にこの言葉の意味を植え付ける様に殺気を放つ





しばらく沈黙が続いた




そん中、最初に口を開いたのはノブナガさんだった


ノブナガ「…はぁ、フェイタン、やめておけ。」

その一言でゴンはフェイタンから距離を取る。
私も殺気を収め1度冷静になる


シズク「ふぅ……
どうすんの？この2人から鎖野郎の事聞き出せてないんでしょ？
あとAさんとの関係も気になるし」



『この2人は大切な友達です。お互い旅団に捕まってここで会うとは思いませんでした。』


そう答える。

フェイタン「…嘘言ってるようには見えないネ」


フランクリン「鎖野郎の事知らねえなら解放してやればいいさ…どうだパクノダ。」


パクノダ「来る途中調べてみたけど2人とも本当に心当たりは無いわね。そっちのAとかいうお嬢ちゃんも昨日調べたけど心当たりはなさそうだったわ。
彼らに鎖野郎の記憶はない。」



良かった…2人は気づいて居ない様だ…

ここで私が今調べられたらまずいけど…


ヒソカがキルアから離れる。
キルアはゴンに駆け寄る。

ここに来る途中何かされたのか
そう確認しているはず…

そして頭のキレるキルアの事だ。


さっきのノブナガの会話で
彼らが探す 鎖野郎 と言うのが クラピカ の可能性があることに気がついたはず。


この状態でキルアを再びパクノダという人物が調べたら厄介だ。


フランクリン「鎖野郎と関係ないなら返していいんじゃねぇか？」

シャルナーク「ああ、ここに置いておいてもしょうがないしな」


よし…そのまま解放する方向に……！

フィンクス「いや、関係ないとは言いきれない。後ろで糸を引いているやつがいるはずだ。
もし鎖野郎が普段鎖を身につけてなかったら？
この3人が鎖野郎と認識してないだけかもしれないだろ？」


クッ……なんて……鋭いんだ…

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