102．イルミとデート3 ページ2
、、
イルミと街を歩き回ってしばらく時間がたった。
夕日が沈もうとしている。
『ふーっ、楽しかった！』
イルミ「そう？それなら良かった」
そう言ってイルミは私の目をみる。
沈みそうな夕日がイルミの顔を照らす。
その目はどこまでも真っ直ぐに見えた。
イルミ「明日からどうするの？」
『うーん……ヒソカと闘う約束してたからそれを果たしにかなあ』
ハンターの資格を手にいてたので目標としていた事に取り組むことは出来るがまずは約束を早く果たしておきたい。
後でヒソカに連絡しないと……
イルミ「そう。。。ヒソカ……ね。」
ヒソカの名前をだすと
イルミが顎に手を当てるようなポーズをとる。
イルミ「Aちょっと」
『？』
私はイルミに手招きをされてイルミの近くに駆け寄る。
イルミ「これ、さっき買ったやつ」
そう言ってイルミは私に小さな紙袋を手渡す。
なんだろう…。
私は紙袋の中身を手に取る。
『これって、ピアス？』
中に入っていたのは小さなダークグリーンの宝石があしらわれたピアスだった。
イルミ「渡すか迷ったけどヒソカと会うならつけてほしい」
ヒソカと会うなら？何か意味があるのかな？
『？ よく分からないけどありがとう！私開けたことないからイルミ、針で私の耳に穴開けて？』
私は髪の毛を耳にかけイルミへそうお願いした。
イルミ「…。ほんとAってそういう所あるよね。もっと危機感もってほしいんだけど。」
イルミはやれやれと言う感じで私の耳を痛めない様に優しく針を刺し(消毒もちゃんとして)ピアスを付けてけれた。
『わー、ありがとう！
私ね、これまで生きるのに必死でこうやって
好きな服きたり、美味しい物食べたり、ピアスしてオシャレしたりってしてこなかったから本当に今日は楽しかったよ！イルミありがとう！』
最初はイルミをデートに誘って何したらいいんだろう、どうしたらいいんだろうって思ったけどこうして満足出来たなら大成功なのかな…？
いや満足してるのは私だけでイルミは全然楽しくなんて無かったかな？
そう考えたら急に不安になってきた…
『ねぇ、イルミ…イルミは今日どうだった…私のわがままに付き合わせちゃったけど、た、楽しめた…？』
私は自信がなくて下を向いたままそう問いかける。。
するとイルミの手が私の頬に添えられそのまま上を向かされる。
そして強制的にイルミと至近距離で目が合う体勢になった。
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あや(プロフ) - 125話以降ほぼ全てのセリフの｢チョコボ｣の事ですが、チョコボは別のものになります。正しくは｢チョコロボ｣くんです (2022年11月25日 23時) (
レス) id: bfd4f19ab4 (このIDを非表示/違反報告)
†NANA†(プロフ) - 144話で、「ヒソカへの借りは返せたし」が「ヒソカへの仮は返せたし」になっています。 (2022年11月9日 17時) (レス) @page44 id: 9dc612bbe9 (このIDを非表示/違反報告)
amro(プロフ) - †NANA†さん» NANA様、ありがとうございますっ！話数も教えて下さり助かりました！最新話まで見て下さり嬉しいです！ (2022年5月14日 22時) (レス) id: 18748080be (このIDを非表示/違反報告)
†NANA†(プロフ) - 144話で、「自身」が「自信」になっています。 (2022年5月14日 21時) (レス) @page44 id: 9dc612bbe9 (このIDを非表示/違反報告)
amro(プロフ) - †NANA†さん» NANA様、ご指摘ありがとうございます！細かいところまで目を通して読んでいただけて嬉しいですっ！ (2022年5月12日 18時) (レス) id: 18748080be (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：amroxxx
| 作成日時：2022年5月2日 16時
