73．イルミside ページ23
、、
この間から俺には気になることがあった。
4時試験の後食堂でAと話していたら
ヒソカがAに手を出そうとしていたということをきいた。
それを聞いた俺は何かイラッときた。
そしてヒソカの元へ行き「Aにちょっかいを出すな」そういった。
しかしヒソカにその 理由 を聞かれた時なんでだか分からなかった。
今回のハンター試験でヒソカの好みはよく分かった。
ゴンのように将来性のある強者だ。
そんなヒソカは当然ながら実力のあるAにも目をつけた。
あの戦闘狂のヒソカにとっては格好のおもちゃなのだろう。
でもそれが何故か気に入らなかった。
理由は分からない。
Aがどこで誰といようが、俺には関係ない事のはずなのに。
俺の腕を治療するAがポツリポツリと会話をする。
『寂しいなって思った』
Aはそういった。
『特にイルミとは仕事でもよく連絡をとって
手伝ったり手伝ってもらったりだったでしょ？』
そうだ。
俺は1人でもこなせる仕事でも、人手がほしいと少しでも思った時はAに連絡していた。
それはAも同じで別に誰とでもいい仕事を
わざわざ俺に一緒にやらない？と連絡をする。
時には仕事以外でも母さんの事で連絡をすることもあった。
『だから、私…
勝手に、イルミの事
大切な仕事仲間であり 友達
って思ってた。
それがイルミからしたら違かったんだなって思って
ちょっと寂しかった』
目の前のAの表情からも悲しみが伝わってきた。
それは俺だってそうさ。
仕事仲間なんてA以外にもヒソカみたいに他にもいる。
でもAは特別なんだ。
…特別とは何だ、
家族以外の特別…。
俺は友達なんて居ない。
俺とAの関係？
仕事仲間。
しかし自分の言葉が矛盾している事が分かる。
そうして黙ってAの話を聞いているうちに治療は終わった。
『私シャワー浴びてくるから』
そう言ってAは姿を消した。
直ぐに
ｼｬｰｰｰｰ
とシャワーの音が聞こえる。
俺は自分の中にあるモヤモヤとした疑問が分からず
治してもらった腕を見つめる。
すると
ﾋﾟﾋﾟﾋﾟ
俺のケータイが着信を知らせる。
相手は、
ヒソカ「やぁイルミ♤」
ヒソカだ。
全くこいつはタイミングを見計らったように…。
どこかで見ているのか…？
ヒソカ「Aと一緒にいるの？」
A。
ヒソカの口から出たその言葉がやけに脳に響く。
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ナイア(プロフ) - シルバゾルディックには良い勝負をしたって前に見かけた気がするんですが…なぜヒソカの念には気づかないんですか？設定が破綻してまっせ (12月19日 6時) (
レス) id: 8f8f7d64ab (このIDを非表示/違反報告)
碧 - 転職じゃなくて転職だと思いますよ！ (2022年7月4日 21時) (レス) @page12 id: bfa32fcdfc (このIDを非表示/違反報告)
amro(プロフ) - 腐腐腐さん» 腐腐腐さん、コメントありがとうございます！ヒソカとイルミ好きなのでそうコメント頂けてすごく励みになります涙！これからも沢山絡ませていこうと思うので是非引き続きお付き合い頂けましたら幸いです！ (2022年4月24日 16時) (レス) id: 18748080be (このIDを非表示/違反報告)
腐腐腐 - なんて面白いﾝﾀﾞｯ！？最高ですね🤤ヒカソとイルミまじ格好良いですわ…これからも頑張ってください！応援してます！ (2022年4月24日 14時) (レス) @page23 id: 174890e616 (このIDを非表示/違反報告)
amro(プロフ) - なつめさん» なつめさん、コメントありがとうございます！い、生きがいっっ;;;;むしろそう言って頂けて書いて良かったと思えました…！本当に嬉しいです涙暫くはにやにやポイントが多いので是非お楽しみに(*^^*) (2022年4月22日 7時) (レス) id: 18748080be (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：amroxxx
| 作成日時：2022年4月17日 5時
