【1】:念には念を、最強には最強を【H×H】

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、、


ギタラクル「何？こいつAのターゲット？」

そう言ってギタラクルは私に80番のナンバープレートを見せた。
…違うな。

『ううん、偶然ここで休んでたらなんか下にいた。』


ギタラクル「そう、いる？」

『いや大丈夫。』

ギタラクル「今からヒソカの所に行くけど一緒に来る？」

『え、場所分かるの？』

ギタラクル「まぁね、連絡取り合ってるし」

確かに1次試験で2人は既に連絡を取り合っていた。

ヒソカにプレートがあればゴンはまだヒソカに挑んでいないだろう。
様子をみたい…。

『うん、一緒に行こうかな。』

そう言って私はギタラクルと一緒にヒソカの元へ向かった。



『何でヒソカの所に行くの？』

ギタラクル「俺のターゲットがヒソカと戦いたいっていうから放り出してみた。これでも暗殺が生業だしターゲットならちゃんと最後はこの手でやらないとね」


『なんでそんな事したの？』


ギタラクル「何か面白いものが見れるかなって」


戦士の最後の誇りとして強者と戦いたいって気持ちだろうに…。
きっと彼らには伝わらないんだろうな…。


ギタラクル「あ、居た…ヨッと」

ギタラクルは数本の針を投げヒソカに向かっている受験者へ投げた。



遠すぎてよく見えなかったが命中したらしい。


私とギタラクルはそのままヒソカへ近寄った。

ギタラクル「ごめんごめん、油断して逃がしちゃったよ。」

ヒソカ「嘘ばっかり…どうせこいつに“死にゆく私に最後の願いを”とか泣き疲れたんだろう」

『ギタラクルの行動完全にヒソカに見透かされてるね…』

ヒソカ「でもAはもっと単純だから僕に隠し事しない方がいいよ…♡」


私はヒソカを睨む。

ヒソカ「それでアイツのプレートは？」

ギタラクル「先に貰ってる。これで俺は6点になったから。これ上げる。」


ギタラクルはヒソカに80番のプレートを渡す。


ヒソカ「…これ誰？」


そりゃそうだよね…


『ギタラクルを銃で狙ってた人のプレートだよ。ま、まさかヒソカのターゲット？』

ヒソカ「ううん。違うよ」

『そ、そうか…。』

良かった…。ヒソカはこれでまだ狩りを続ける。
ヒソカの44番のプレートが…ついていると言うことは
ゴンはまだヒソカを襲っていない。
恐らくヒソカの狩りの瞬間を狙っている。

私が余計なことをしてゴンのチャンスを無駄にする訳にはいかない。

あまり意識しないようにしよう…

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