【41】ﾋﾞﾛｰﾄﾞｳｪｲ ページ43
、
完璧すぎる…。
シトロンさんと約束した20時丁度にmankaiカンパニーの寮に到着した…
『…呼び鈴ってこれかな…。』
それらしきボタンを押してみる。
ｰｰｰピンポーン
シトロンさん覚えてるよね…
最悪茅ヶ崎や真澄くんも居るし渡せる…はず！
家に帰って気合いを入れて作っていたら時間はあっという間だった。
『我ながら傑作…！しかし………
作りすぎた…』
一人では食べきれない量。
渡す分もあるので結果ちょうど良くなりそうだ。
ｰｰｰｶﾞﾁｬ
ドアが開いたと思ったら満面の笑みのシトロンさんが出迎えてくれた。
「いらっしゃいダヨ！さぁ、上がって！」
王子様みたいに手を差し出したシトロンさん。
本当様になってる……
「あーー！シトロンさんダメですよ！部外者の方を勝手にあげちゃ」
奥からメガネのお兄さんがやってきた。
あっ、ここのお手伝いさんかなｯ!?
『あっ、突然こんな時間に申し訳ございません。つまらないものですがこれをよければ…』
そういって持ってきたアップルパイを手渡した。
「これは…(ｶﾞｻｺﾞｿ)…！なんて美味しそうなアップルパイ!! 頂きます!!!!」
メガネのお兄さんはその場で袋から切り分けてあるアップルパイをつかみ取り口に入れた。
「あっ…お、おいひぃ…」
『そ、それなれよかったです』
「(ﾓｸﾞﾓｸﾞ)シトロンさんの知り合いみたいですし(ﾓｸﾞﾓｸﾞ)それなら折角な(ﾓｸﾞﾓｸﾞ)のですこし上がって(ﾓｸﾞﾓｸﾞ)いってください。(ﾓｸﾞﾓｸﾞ)(ｺﾞｯｸﾝ)」
そういって上がるようすすめてきた。
そんな簡単にいいのかな…メガネの人…。
あと…
『あ、あの…シトロンさん…』
「？ どうしたネ？」
『…手、手を繋いだままで…あ、あの…恥ずかしいといいますか…』
そう玄関に入って上がった時からずっとシトロンさんに手を握られていた。
「oh!! ごめんなさいダヨ！ でもタコみたいに赤くなってるの可愛いから離さないヨ。」
そしてそのまま建物の中を進み歩く。
ｰｰｰﾋﾟﾋﾟﾋﾟ
『えっ、このタイミングで着信!?』
だ、誰だ…
『って真澄くん…？ なんだろう…シ、シトロンさんあ、あのっでんｯ』
リビングと思われる部屋の手前でシトロンさんにストップをかける。
でも手を引くシトロンさんの勢いは止められず
ｰｰｰｶﾞﾁｬ
リビングの扉を開けてしまった。
「みんなー！アッパーパンチの女神連れてきたダヨー！」
『い、いやその説明はｯｯ』
→
この小説をお気に入り追加 (しおり)
登録すれば後で更新された順に見れます 448人がお気に入り
お気に入り作者に追加
この作品を見ている人にオススメ
この作品を見ている人にオススメ
「オリジナル」関連の作品
違反報告 - ルール違反の作品はココから報告感想を書こう！(携帯番号など、個人情報等の書き込みを行った場合は法律により処罰の対象になります)
淡乃舞夢(プロフ) - とても面白いです!!話の続きがすごく気になります！更新頑張ってください！他の作品も大好きです!!応援してます！ (2021年12月30日 21時) (
レス) @page45 id: e901e877e4 (このIDを非表示/違反報告)
amro(プロフ) - コメントして下さった方本当にありがとうございます。更新の活力になります;;;;; ひとまずではございますが3話upしました。近いうちにまた更新できればと思います。 (2018年8月5日 22時) (レス) id: 18748080be (このIDを非表示/違反報告)
黒猫♪♪(プロフ) - とても面白いです！！更新再開お願いします！ (2018年8月5日 9時) (レス) id: 80ca512ce2 (このIDを非表示/違反報告)
ゆい(プロフ) - とっっっても面白くて大好きです！続きが気になります！頑張って下さい！ (2018年4月2日 0時) (レス) id: 2a6beebaab (このIDを非表示/違反報告)
宵宮月 - 初めまして。とても面白いですね！こういうの好きです＾＾頑張ってください♪ (2018年1月12日 23時) (レス) id: ded44c7654 (このIDを非表示/違反報告)
作品は全て携帯でも見れます
同じような小説を簡単に作れます → 作成
この小説のブログパーツ
作者名：amroxxx
| 作成日時：2017年11月15日 20時
