【A3!】楽しんだもん勝ち【銀泉会】【茅ヶ崎至】【逆ﾊ】

【39】ﾋﾞﾛｰﾄﾞｳｪｲ ページ41

いづみside


「あれ、至さんは？」
「あ、そういえば…そろそろ帰ってきてもいい時間だよね。」

ｶﾞﾁｬ-…
「…ただいま。…あ、カレーの臭い。」

「あ、至さんお疲れ様です。おかえりなさい。」


なんだか至さん疲れてる…？

「あの、至さん。会社で何かあったんですか…？」

「えっ、…あー…。そんなわかりやすい…？」

多分この場にいるみんな気がついてる。
「い、至さん！な、何かあればお、俺力になります!!!」

そういう咲也くんの頭に手をおく至さん。

「ううん、大丈夫。心配かけてごめんね咲也。…いや、会社の仲良い同期が風邪引いて休んでさ…」

そういってため息をつく至さん。


「その方の仕事溜まってるとかですか…？」



「いや…………



仕事集中出来なくて…。」

そういう至さんはすこし拗ねてるように見えた。
「なるほどです！ 心配なんですね…早く同期さん良くなるといいですね！」

「ありがとう監督。明日は出社するらしいから大丈夫。」

あっ、至さんの表情が明るくなった…。
そっか…心配しちゃうくらいよっぽど仲良い同期なんですね…。



「よし！では改めてみんな揃いましたので特性カレーを食べながらすこし私の新しい提案を聞いてください！」

そういって全員にカレーを盛り付けた。

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