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予想どおり、尾白はAと交戦したらしい。

火災エリアにいたそうだ。
ヒットアンドアウェイで凌いでいたらしいが、ヴィランを倒して隙ができたタイミングを突かれ、Aの個性を浴びてしまったという。

よく頑張ったね尾白〜! だなんて褒められて、尾白は謙遜していたが……彼はよく耐えたと思う。

彼のおかげで、Aの個性の弱点に気づくことができたのだ。
影のMVPと呼んでもいいだろう。

……兎にも角にも。
何はともあれ、一件落着。ひとまずは。


「けどあの個性、正直さ……」

「ああ……めっちゃ気持ちよかったよな……」

「あと何か工...ROかった」

「は〜!? オイラが死にかけてた時に何ウハウハ体験してんだよズルいぞ!!」

「う、ウハウハ体験じゃねーし!」


嫉妬する峰田の言葉を否定したのは瀬呂。
Aは美形とはいえ、男相手にでこチューされたのは多少こたえたらしい。
……可哀想に。変な扉を開けなければいいが。

男子たちは呑気なものだ。
個性の感想についてはお茶子も特に否定しないが。



「……でも、何やったんだろ」

空をみあげながら、お茶子はひとりごちる。

無銘 A。
自分たちよりひとつ上で、去年の雄英1年生。
相澤先生に除籍された、先輩。

――彼は自分たちを殺そうとはしなかった。

お茶子たちはともかく、尾白ならAは殺すことができたはずだ。
雄英生に嫉妬するヴィランなら、彼にトドメをさしていたはず。

Aはただ、自分たちと戦っただけ。
戦って足止めして……それだけが目的?


「……あのひとも、大丈夫やったんかな」

零れた言葉は、自分でも意外で。

少し驚きながら、戸惑いながらも。
お茶子もまた、1-Aの喧騒に紛れていく。

心に、小さなもやを残して。




――だって、彼らは発展途上。

大人じゃなくて、子どもだから。
きっと、見つけてしまうだろう。

でもそれは、まだ。
近くて遠い、未来のお話。


(......To be continued!......)

(閑話)→←39:各々の胸に



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設定キーワード:僕のヒーローアカデミア , ヒロアカ , 男主   
作品ジャンル:アニメ
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るいるい**(プロフ) - カイさん» コメントありがとうございます! 嬉しいですvV (5月29日 21時) (レス) id: ffc7d791fa (このIDを非表示/違反報告)
カイ - お茶子も主人公も両方可愛い! (5月29日 20時) (レス) id: 2843dfb22b (このIDを非表示/違反報告)
るいるい**(プロフ) - 猫好きさん» 健全な占ツクでその話題はいけない…(戒め) (5月24日 8時) (レス) id: d4f8fbb131 (このIDを非表示/違反報告)
猫好き - 野獣せんぱ……すみません (5月24日 0時) (レス) id: fdca804d9b (このIDを非表示/違反報告)
るいるい**(プロフ) - 祟璃さん» うわぁあ人名のミスとかいちばんやっちゃいけない誤字! ありがとうございます!本当に助かります! 修正致しました! (5月20日 10時) (レス) id: d4f8fbb131 (このIDを非表示/違反報告)

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作者名:るいるい** | 作成日時:2019年5月12日 14時

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