Chapter389 ページ8
A「ちょ、ちょ、
ちょっとやめてくださいよ
私、洗い物してるんですからね
変なことしたら
お皿落としますよ」
真っ赤なゴム手袋はめた手をあげ阻止
宏光「何?変なことって」
A「くすぐったり
しそうじゃないですかー
絶対に触らないでくださいね」
一瞬、宏光くんの動きが止まって
宏光「もちろんしませんよ
そんな事は」
そう言ってニヤリと笑うと
ポケットから取り出したスマホ
私に向けると同時に
聞こえたシャッター音
A「え?ちょっと
やめて下さい(笑)
何で撮るんですかー」
宏光「やめませーーーん」
っていたずらっ子そのもの
もちろん止まることなく
宏光くんの笑い声と
何度も聞こえるシャッター音に
出来るだけ腕で顔をを隠すと
スマホはすぐ目の前に来て
思わず閉じた目
それでもシャッター音と
宏光くんの悪戯な笑いは止まらない
A「ちょ、いつまで
撮るんですかっ(笑)
ほ、本当に
私、写真苦手なんです」
急に止まった音と声に
腕をおろしつつ
そーっと目を開けると
目の前にあるのは
スマホじゃなくて宏光くんの顔
驚く表情に
宏光くんがニコッと笑って
唇があたった
A「・・・。」
頭にぽんぽんと手が乗っかって
宏光「じゃー俺拭いてくね」
それだけで
また酔が回った気がした
でもいつもながら
宏光くんの切り替えは早くて
お皿を拭きながら
宏光「ガジュマルって
そんな効果あるもんなのかな?」
宏光「他にもどんな効果あんだろ?」
一人ぼそぼそつぶやく姿が
何か無性に心をくすぐって
それが同時に心を落ち着かせた
A「どうなんですかねー
そこに方角別の運気リストありますよ
キャスターと一緒に
マスオさんがくれたんです
仕事運に赤マルつけて」
宏光「おーマスオさんが
過保護なのはガジュマルと
Aにだね(笑)」
A「それを言うなら
1人息子さんが絶対ですよ」
宏光「あーそっか
マスオさん子供いるんだもんね」
A「はい、今月末には
2人目が産まれるそうで
この前来た時も延々と
名前の相談されました(笑)」
宏光「あれ?
マスオさんってまだ
ここ来てんの?」
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nico(プロフ) - ★mmiioo★さん» 返信遅くなりました汗マスオさんがいないとこの話成り立たないくらい超重要人物ですからね★ (2021年3月20日 22時) (レス) id: a2a8f67449 (このIDを非表示/違反報告)
★mmiioo★(プロフ) - マスオさんとのエピソードに感動!二人のやりとりはちぐはぐなようで息が合うようななんだか不思議とほんわかしながらよんでたんだけど。マスオーと叫びたくなった(笑) (2021年2月23日 8時) (レス) id: 9bdd0af86e (このIDを非表示/違反報告)
nico(プロフ) - ★mmiioo★さん» 近かった分、離れた時は厄介ですね笑 色んな転機を迎える主人公乗り越えれますかねぇ。。。 (2021年2月19日 22時) (レス) id: a2a8f67449 (このIDを非表示/違反報告)
★mmiioo★(プロフ) - 家どうするのって思ってたけど、やっぱり今までのようには住めないよね( 。゚Д゚。) 宏光くん、マスオさん、大切な人がいなくなり主人公ちゃん、大丈夫かな。 (2021年1月29日 6時) (レス) id: 9bdd0af86e (このIDを非表示/違反報告)
nico(プロフ) - ともさん» ありがとうございます★申し訳ありません、全く余裕がない為リクエストにお応えすることが出来ません泣 (2020年12月19日 22時) (レス) id: a2a8f67449 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:nico | 作成日時:2020年10月31日 21時