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Chapter426 ページ45





















目の前のパソコンにだけ集中し
一区切りついたところで
両手を上げて背筋を伸ばしながら
机の上の時計を見ると
お昼を過ぎたところ


途中で数回トイレと
飲み物取りに行った以外は
この部屋で過ごす事、約半日


でもこんな事は決して珍しい事じゃない
お風呂だって
食事を取る時間だって
寝る時間だって
もったいなく感じるくらい
書きたいことが溢れてて
手を止めたくなかった


結局、夕方までそれを続けて
日が沈むのとほぼ同時にお風呂に入って
買い置きしてあった
インスタントラーメン食べながら
またちょっと書いて

さすがに起きてから
36時間以上経過したせいか
襲ってきた眠気









・・・とりあえず
ちょっと寝るか









パソコンとデスクライトを消して
洗面所に向かい歯ブラシくわえて
リビングに来ると

窓際に移動した
ガジュマルを確認









・・・そんなに
すぐよくはならないか









そのままバルコニーの外に
目を向けると
きれいな三日月が空に浮かんでいた









リビングの明かりを消して
歯磨きしながら見つめる三日月

 
 
 
 
 





・・・宏光くんも
どこかで見てるかな?









ごく自然にそんな事を
思った自分にハッとして
首を横に振り洗面所へと向かった









寝室に行き
久しぶりの高さのある
ベッドに横になって









目を閉じて









さっきまであんなに眠かったのに
ぐっすり眠ったあとのように
目も頭も冴えていた









結局、ベッドの上で
右に左に寝返りを打っては
目を閉じても眠る事は出来ずに

書斎に戻って
また書き始めて
スズメが泣き始めた頃
再び眠気に襲われて

さすがに起床後48時間経過
してたせいかベッドに横になると
すぐに意識は遠のいた









そのまま夕方まで寝続けて
起きてシャワーを浴びて
今日もラーメンを食べようと
お湯をわかしてると









部屋に鳴り響いた
インターフォンの音

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nico(プロフ) - ★mmiioo★さん» 返信遅くなりました汗マスオさんがいないとこの話成り立たないくらい超重要人物ですからね★ (2021年3月20日 22時) (レス) id: a2a8f67449 (このIDを非表示/違反報告)
★mmiioo★(プロフ) - マスオさんとのエピソードに感動!二人のやりとりはちぐはぐなようで息が合うようななんだか不思議とほんわかしながらよんでたんだけど。マスオーと叫びたくなった(笑) (2021年2月23日 8時) (レス) id: 9bdd0af86e (このIDを非表示/違反報告)
nico(プロフ) - ★mmiioo★さん» 近かった分、離れた時は厄介ですね笑 色んな転機を迎える主人公乗り越えれますかねぇ。。。 (2021年2月19日 22時) (レス) id: a2a8f67449 (このIDを非表示/違反報告)
★mmiioo★(プロフ) - 家どうするのって思ってたけど、やっぱり今までのようには住めないよね( 。゚Д゚。) 宏光くん、マスオさん、大切な人がいなくなり主人公ちゃん、大丈夫かな。 (2021年1月29日 6時) (レス) id: 9bdd0af86e (このIDを非表示/違反報告)
nico(プロフ) - ともさん» ありがとうございます★申し訳ありません、全く余裕がない為リクエストにお応えすることが出来ません泣 (2020年12月19日 22時) (レス) id: a2a8f67449 (このIDを非表示/違反報告)

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作者名:nico | 作成日時:2020年10月31日 21時

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