Chapter414 ページ33
マスオ「まー
それでも行きますけどね」
って笑顔を見せるマスオ
そこに先輩が戻って来て
笑うマスオとそれに固まる私を見て
ん？と顔で問いかけてきた先輩に
私は小さく首を横に振った
次の約束の場所へと向かう
マスオを先輩と２人で見送って
すっかり日が沈んだ街の
人混みに消えてくマスオを見ながら
アラタ「・・・Aちゃん
このあとまだ時間ある？
もしよければ
もう少し付き合ってくれない？」
A「・・・？」
・
・
先輩の誘いを受けて来たのは
立ち飲みスタイルのビアバー
クラフトビールで乾杯して
久しぶりに缶ではなく
グラスで飲むビールに
ちゃんと喉は唸った
でも「うまっ」だけは心の中に
とどめておく
アラタ「急に誘ってごめんね
さっきは全然話せなかったから
久しぶりにちょっと話したくてさ」
A「ほぼマスオさんが
話してましたね(笑)」
アラタ「ん、だね
Aちゃん以外の人の時は
作家さんと俺がなるべく話すように
アシスト入れてくれてたんだけど
Aちゃんの時は全くだったな(笑)」
A「いまさら紹介って事も
ないですしね・・・」
アラタ「それもそうだけど
久しぶりにAちゃんに会えて
マスオさんすごい嬉しかったんだと思うよ」
A「そう・・・ですかね
そんなに久しぶりって程でも
ない気はするんですけど・・・(笑)」
アラタ「同じ会社の人間として
言うべきことじゃないけれど
マスオさんにとって
Aちゃんは作家さんの中でも
特別なんだと思う」
アラタ「デビューからずっと
一緒にやって来たわけだし」
A「確かに・・・
付き合いは長いですね・・・」
A「その中でも
私は・・・誰より
扱いづらい作家だったと思います
そういう意味では特別なのかな・・・
だから、早く私から離れて
肩の荷が降りてくれればいいなって」
A「マスオさん
色々大変そうですしね・・・」
アラタ「いや、それは逆じゃないかな」
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nico(プロフ) - ★mmiioo★さん» 返信遅くなりました汗マスオさんがいないとこの話成り立たないくらい超重要人物ですからね★ (2021年3月20日 22時) (
レス) id: a2a8f67449 (このIDを非表示/違反報告)
★mmiioo★(プロフ) - マスオさんとのエピソードに感動！二人のやりとりはちぐはぐなようで息が合うようななんだか不思議とほんわかしながらよんでたんだけど。マスオーと叫びたくなった(笑) (2021年2月23日 8時) (レス) id: 9bdd0af86e (このIDを非表示/違反報告)
nico(プロフ) - ★mmiioo★さん» 近かった分、離れた時は厄介ですね笑 色んな転機を迎える主人公乗り越えれますかねぇ。。。 (2021年2月19日 22時) (レス) id: a2a8f67449 (このIDを非表示/違反報告)
★mmiioo★(プロフ) - 家どうするのって思ってたけど、やっぱり今までのようには住めないよね( ｡ﾟДﾟ｡) 宏光くん、マスオさん、大切な人がいなくなり主人公ちゃん、大丈夫かな。 (2021年1月29日 6時) (レス) id: 9bdd0af86e (このIDを非表示/違反報告)
nico(プロフ) - ともさん» ありがとうございます★申し訳ありません、全く余裕がない為リクエストにお応えすることが出来ません泣 (2020年12月19日 22時) (レス) id: a2a8f67449 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：nico
| 作成日時：2020年10月31日 21時
