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Chapter45 ページ46

そこからは駅へと向かう人が
さらに増えて自然と
早歩き程度になった足
急ぐ気持ちをぐっと堪えて
そのスピードに合わせてると
自然と呼吸は落ち着き
同時に寒さを感じ始めた体









もう一度ストールを口元まで上げ
残りの道を急いだ









ある程度進み人の流れが切れてからは
また小走りになって
やっとの思いでゴーーーーール








お店のドアに掲げられた
CLOSEDのプレートを確認して









A「お疲れ様でーす

遅くなりましたーっ」









慌てて迎えに来てくれた
アルバイトのシオリちゃん









A「ごめんねぇー・・・

閉店前に来るって言ったのにー」









口元に人差し指をあて
目を大きく開いたシオリちゃん









A「・・・シオリちゃん?」









他のアルバイト2人も
息を吞むように私を見つめていた









バックヤードまで引っ張られて









A「ど、どうしたの?」








シオリ「いるんです・・・

まだ・・・お客様がっ!」









A「えぇ?気付かなかった!

でももう閉店時間30分も

過ぎてるよ?」









シオリ「そうなんですけど・・・

なんかちょっと怖そうな人で

話しかけても反応がいまいちで・・・」









A「えー・・・」









バックヤードから顔を出し
シオリちゃんが指差す方向を見ると









しゃがんで片手にスマホ
もう片方の手で
おもちゃの箱を持ち
パッケージを見つめてる後ろ姿









A「・・・閉店だとは

言ったの?」









シオリ「まだです・・・

実は今日は珍しく少し前まで

もう一組お客様がいて

あちらのお客様だけに退店を促して

社員さんのいない状況で

トラブルになっても怖いなって・・・」









A「そっか・・・

・・・わかった

私が対応してみる

とりあえずみんなには

帰る準備始めていいよって伝えて

シオリちゃんも」









シオリ「わかりました

あっ頼まれてた商品

カウンターの所に置いといたんで」









A「ありがとー

よかったー!!」









シオリ「やっぱり雑誌の影響って

凄いんですねー!

今日もお問い合わせの電話

何本か入りましたよ」









A「特にママ達から

支持されてるモデルの田辺サトコが

紹介したらしいからね」









シオリ「あっ同じモデルの

レイナも甥っ子に

プレゼントしたって

紹介したらしいですよ」

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設定タグ:二階堂高嗣 , キスマイ , Kis-My-Ft2   
作品ジャンル:恋愛
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nico(プロフ) - ★mmiioo★さん» 私の王子様ーどこどこー!?そもそも王子様なんているのか・・・いないのか・・・!? (2017年1月27日 21時) (レス) id: e3923fbf74 (このIDを非表示/違反報告)
★mmiioo★(プロフ) - うぉ!5年後!王子様を忘れたころに再会!どうなる?! (2017年1月25日 21時) (レス) id: 84a8c23914 (このIDを非表示/違反報告)
nico(プロフ) - みぃさん» ツラタンパニタンスーリスリ♪いいですねww (2017年1月21日 22時) (レス) id: fb84f5aeac (このIDを非表示/違反報告)
nico(プロフ) - kumiさん» タカシちゃんの本心・・・突き放して突き放して・・・突き放す?それとも・・・? (2017年1月21日 22時) (レス) id: fb84f5aeac (このIDを非表示/違反報告)
nico(プロフ) - ゆうさん» あれ?あれあれ?ですよね・・・。どうなってくのか・・・待っててくださいー! (2017年1月21日 22時) (レス) id: fb84f5aeac (このIDを非表示/違反報告)

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作者名:nico | 作成日時:2016年12月9日 21時

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