chapter22 ページ23
あぁ・・・
せっかくのチャンスがぁぁぁ
でも・・・
２人で話せたの
久しぶりだったなぁ
危うくテンション高ぶりすぎて
計画性もないままに
一気にゴールテープ切りそうに
なったけれど・・・
とりあえず次に繋げれということで
合格点をあげようじゃないか
もう一度そーっと覗き
・・・待っててねタカシちゃん
こんな場所は絶対にダメなの
今まで何度も思い描いてきた
告白の妄想シチュエーションに
こんなムードのかけらもない
フードコートなんて出てきた事なんてない
もしうまくいったとしても
２人の馴れ初めを思い出すのに
こんな場所が毎回登場するなんてありえないし
記念日には記念の
フードコートでお祝い？
ない！ない！
シンデレラ城の前
じゃなくてもいいから
２人きりで・・・
気持ちを伝えて
照れたタカシちゃんが頷いて
私もそれに照れて
頭くしゃくしゃとかされちゃって
もうやーめーてーよーぅー
みたいに嫌なふりしてー
でも急にマジメになって・・・
それから・・・
・
・
・
「A」
「Aっ！」
名前を呼ぶ声にハッとして
振り返るとミツキが立っていた
ミツキ「買うんじゃないの？」
A「え？」
ミツキ「飲み物！
ったくせっかくチャンスあげたのに
飲み物で迷ってる場合じゃないでしょ？
何分迷ってんの？」
A「あぁ・・・そうだ
飲み物・・・
でもお財布は席に・・・」
ミツキ「はぁ？
じゃーここで何やってんの？」
A「シミュ・・・
シミュレーション？」
ミツキ「シミュレーション？何の？」
・・・まだ計画段階だし
A「ほら
突然友達が姿を消したら
どのくらいで気づくのかなぁって」
思いっきり眉間にしわを寄せ
困惑の表情で私を見つめるミツキの
手を引っ張りそのまま席に戻った
席に戻ってからは
大人しくしていた
いや、大人しくというよりは
いつ送ろうか
なんて送ろうか
そのことで頭がいっぱいで
時々タカシちゃんを見ながら
妄想してちょっとニヤニヤした
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nico(プロフ) - ★mmiioo★さん» 私の王子様ーどこどこー！？そもそも王子様なんているのか・・・いないのか・・・！？ (2017年1月27日 21時) (
レス) id: e3923fbf74 (このIDを非表示/違反報告)
★mmiioo★(プロフ) - うぉ！５年後！王子様を忘れたころに再会！どうなる？！ (2017年1月25日 21時) (レス) id: 84a8c23914 (このIDを非表示/違反報告)
nico(プロフ) - みぃさん» ツラタンパニタンスーリスリ♪いいですねｗｗ (2017年1月21日 22時) (レス) id: fb84f5aeac (このIDを非表示/違反報告)
nico(プロフ) - kumiさん» タカシちゃんの本心・・・突き放して突き放して・・・突き放す？それとも・・・？ (2017年1月21日 22時) (レス) id: fb84f5aeac (このIDを非表示/違反報告)
nico(プロフ) - ゆうさん» あれ？あれあれ？ですよね・・・。どうなってくのか・・・待っててくださいー！ (2017年1月21日 22時) (レス) id: fb84f5aeac (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：nico
| 作成日時：2016年12月9日 21時
