chapter19 ページ20
カラオケ空振り事件
発生から数日後・・・
連日抜け殻状態の私を
見かねたミツキに
ムリヤリ引っ張られて出かけた
ショッピングモール
フードコートで
たこ焼きを買いに行った
ミツキを待ってる間も
前方の席に座る高校生カップルが
ちらちらと目につく
テキストとノートを広げ
一生懸命ノートに
何かを書いてる男と
その彼に向かって
一生懸命に話しかける女
男は彼女を見ることもなく
適当に返事をし
女は楽しそうに話しかけ続ける
・・・傍から見ると
私もあんな感じなの？
パチンッ
と目の前で叩かれた手
呼び出しベルを
テーブルの上に置いた
ミツキが目の前に座った
ミツキ「他の人に呪いかけないの」
A「違いますー」
ミツキ「でもこんな顔してたよ？」
わざとらしく変顔するミツキに
笑う元気もなく
テーブルに突っ伏した
ミツキ「もうノリ悪いなぁー」
A「根暗なもんで・・・」
ミツキ「あっ来た来た」
A「え？
まだベル鳴ってないじゃん」
顔をあげると
私の背後に向かって
手を振るミツキ
・・・？
振り返った瞬間
椅子から落ちるかと思った
タ、タ、タカシちゃん
ｷﾀ━━━━(ﾟ∀ﾟ)━━━━!!
正確にはタカシちゃんの前にアオイがいて
その後ろをパーカーのフード被って
マスクを付けふてぶてしく歩く
私の王子様！
(今は魔法で悪役に徹してるだけ)
まさかの出来事に
ミツキを見ると
頷いてアイコンタクト
２人がやって来て
アオイがミツキの横に座って
私の横に・・・
超ダルそうに
大きく足を広げ座るタカシちゃん
アオイ「今日はユウカ達は
一緒じゃないの？」
ミツキ「ユウカはね
今、家族でオーストラリア
行ってるー」
ここで呼び出しベルが鳴って
ついでに自分たちの分も買うと
ミツキと一緒に席を立ったアオイ
ナイスアシストでーす
と心の中で拍手を送る
２人を笑顔で見送って
相変わらず携帯を弄るタカシちゃんに
A「タカシちゃんは？
春休みどっか行かないの？」
高嗣「うわっ・・・だりぃ
いきなり話しかけんなよ
ミスったじゃん」
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nico(プロフ) - ★mmiioo★さん» 私の王子様ーどこどこー！？そもそも王子様なんているのか・・・いないのか・・・！？ (2017年1月27日 21時) (
レス) id: e3923fbf74 (このIDを非表示/違反報告)
★mmiioo★(プロフ) - うぉ！５年後！王子様を忘れたころに再会！どうなる？！ (2017年1月25日 21時) (レス) id: 84a8c23914 (このIDを非表示/違反報告)
nico(プロフ) - みぃさん» ツラタンパニタンスーリスリ♪いいですねｗｗ (2017年1月21日 22時) (レス) id: fb84f5aeac (このIDを非表示/違反報告)
nico(プロフ) - kumiさん» タカシちゃんの本心・・・突き放して突き放して・・・突き放す？それとも・・・？ (2017年1月21日 22時) (レス) id: fb84f5aeac (このIDを非表示/違反報告)
nico(プロフ) - ゆうさん» あれ？あれあれ？ですよね・・・。どうなってくのか・・・待っててくださいー！ (2017年1月21日 22時) (レス) id: fb84f5aeac (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：nico
| 作成日時：2016年12月9日 21時
