検索窓
今日:30 hit、昨日:9 hit、合計:24,787 hit

Quatre-cent-quatre-vingt-onze ページ10

Side you

「はぁ?」

「『だってさ、君ら遠月の生徒はBLUE出る可能性があるけど
死神クンはないじゃん!』」

『(なるほど)』



後ろの後輩君達が声を上げているげれど
リオが何したいのかなんとなくわかって来た

現状、少しだけボクの旗色が悪い
堂島さんにも疑われてるみたいだし
摸倣犯が出たっていっても
その場所に出向くのはいつも僕一人

だからこそ
今後に支障が出ないように実物として来てくれたんだろう



まったく、連絡なんてしてないのに
ほんとにいいサポートしてくれるよ

とりあえず、ありがたく乗らせてもらおうか



『まぁ、例え招待状が来たとしても
仕事で行くつもりなかったんだけどね』

「『だろ?、サイバさんだって流浪の料理人倒したし
僕も何か遊ばせてよ』」



にこーっと小さい子供みたいに笑う分身の僕
キャラ大分違くて、戻った時は合わせるべきか?なんて考えてしまうな



すると



「そもそもなんでノワールがBLUEの事知ってやがんだ?」

「『あぁ、君等知らないのか』」

『まだ遠月に招待状来たばっかりだからね』



口を挟んできた幸平
丁度いいから教えておこうか


『今回のBLUE、食戟事件で騒がせた
ノワールにも招待状出てるんだよ』

「…マジっすか」

「『そ!、ほらコレ』」



そう言ってリオが取り出したのは
サクに来た招待状


「『だから、一席の君が負けたウチのサイバさんも出てくるし
何なら僕も出る
やる気は十分だよあのヒト、目的は知ってるでしょ?』」

「そ、そう言えば…」

「恵!」



話を聞いて真っ赤になって倒れちゃう田所さん
…てか、いつの間にかここにほぼ全員来てるのか
そろそろいいかな



『十傑、堂島さん今日このホテルにいるだろうから呼んできてくれる?』

「まさか乗る気ですか!?」

『うん
コイツ、ノワールのNo,2なんだよ』

「『そうでーす』」

「「!!」」



タクミ君に止められたけど
今のリオ、まるでローカの時のマジモードだ

正直、勝てるかわかんないね



「『君等の誰が出るのか知らないけどさ
僕は死神さんと遊びに来たんだ、
邪魔しないでくんないかな?』」


『っ…早く呼んできて』


話が長くなってしまった事に飽きたのか
普段の遠月のリオじゃない時の雰囲気を出してくるから

少し焦ったように対抗していると



「薙切、黒木場、行くぞ」

「命令すんな!!」

「もう!、仕方ないわね!」

アキラがいつもの三人組を連れて
急ぎ足で厨房を後にしてくれた


さて



『勝敗は?』

「『もちろん食戟…じゃなくて!
普通に一対一でいいでしょ?』」


そう言うと思ったよ

Quatre-cent-quatre-vingt-douze→←Quatre-cent-quatre-vingt-dix



目次へ作品を作る感想を書く
他の作品を探す

おもしろ度を投票
( ← 頑張って!面白い!→ )

点数: 9.9/10 (40 票)

この小説をお気に入り追加 (しおり) 登録すれば後で更新された順に見れます
86人がお気に入り
設定タグ:食戟のソーマ , 男主
違反報告 - ルール違反の作品はココから報告

感想を書こう!(携帯番号など、個人情報等の書き込みを行った場合は法律により処罰の対象になります)

ニックネーム: 感想:  ログイン

blu (蒼)(プロフ) - 雑食の腐女子さん» 「あら、えりなばっかりじゃなくて私の出番もちゃんと見てってね」 (2021年11月1日 10時) (レス) id: 55c7ca7037 (このIDを非表示/違反報告)
雑食の腐女子 - とても面白かったです続き楽しみにしています (2021年10月28日 9時) (レス) @page3 id: 1927aaa4c8 (このIDを非表示/違反報告)

作品は全て携帯でも見れます
同じような小説を簡単に作れます → 作成
この小説のブログパーツ

作者名: | 作成日時:2021年10月27日 6時

パスワード: (注) 他の人が作った物への荒らし行為は犯罪です。
発覚した場合、即刻通報します。