Quatre-cent-quatre-vingt-neuf ページ8
(Continue Rio side)
「『いったろ？、今度のBLUEは裏表まとめての大乱戦
ちょっとばかし、招待状の行先調べたんでね
表の死神さんには、来てないよ』」
「…」
あの男の方にサク宛で招待状が来てからというもの、暫くまってみたけれど
A宛てには招待状が来なかった
「『だからさ!、ちょっと出かけてくるねー！』」
「なっ、待ちなさい!」
急に立ち上がった私に対し
Aさんの話題を振っていたから
何をするのか想像したんでしょう
拘束された状態でもひきとめてくるえりなさん
しかし
「『やーだ、だって俺ノワールのツートップだからさ
お世話頼まれたとはいえ、表のキミのいう事を聞く筋合いはないよ』」
此方もやる事あるんですの
申し訳ありません、えりなさん
ーーーーーーーーーーーーーーーーーー
Side you
『ふぅ…』
あれから堂島さんの視線をかわし
えりなちゃんなら多分何かしらの形で調理をするだろうな、と予想して
BLUEの件で審査員の方をお願いすることは出来た
『明日戻ったら早速十傑集めて
この間えりなちゃんもう秋の選抜の事も勧めてたから
その件も引き継ぎやっておかないと…』
誰も見ていないからいいだろうと、飛び込んだホテルのベッド
流石にふわふわしているからその気持ちよさで本当に眠くなってくる
その時
ｰｶﾞｼｬｰﾝ!!
『…？』
何か大きな音がして、飛び起きた
そして
狙いすましたかのようになるスマホ
とりあえず出てみると
〜♪
『はい？』
“「A、お前今どこにいる」”
『アキラか…部屋だけど？』
電話の相手はアキラのようで
何かあったんだろうか
“「今すぐホテルの厨房来い」”
『ん、分かった』
どうせ帰ったら忙しいだろうと思って
久々のゆっくり休憩できる時間だったのに
若干のいら立ちを抑えて部屋を出た
ーーー
「黒翔先輩!」
『どうしたの田所さん、そんなに慌てて』
フロントの方まで降りてくると
待っていたのか、慌てた様子の田所さん
どうしたんだ？
「あの、さっきの音!?」
『あぁ…何か大きな音がしたのは分かるけどって』
「こっちです！」
何か一大事らしい
慌てた様子で腕を引かれた先は厨房で
そこにいたのは
「A」
「先輩、どういう事っすかコレ…？」
十傑をはじめとする海コースの数名と
「『あ!、やっと来たー!!
もう遅いから余計に使っちゃったじゃん』」
『…こりゃまた良く似た声だ』
とても見覚えのあるいで立ちの子
さて、なんでいるのお前
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blu (蒼)(プロフ) - 雑食の腐女子さん» 「あら、えりなばっかりじゃなくて私の出番もちゃんと見てってね」 (2021年11月1日 10時) (
レス) id: 55c7ca7037 (このIDを非表示/違反報告)
雑食の腐女子 - とても面白かったです続き楽しみにしています (2021年10月28日 9時) (レス) @page3 id: 1927aaa4c8 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：蒼 | 作成日時：2021年10月27日 6時
