Le rêve de Mort【t.w.s.t.×食戟のソーマ】

・* ページ43

『じゃあ厨房使うことに対して僕から注意することはケガしないように、
気を付けてね』

「はい！ありがとうございます」

『なんでデュース君が返事してるのさ』



まぁ、経験者のトレイ君がいれば大丈夫だと思ってるけど



「…」

『？どうしたの？』



さっきから当の本人のエース君は僕の顔の方をずっと見てる







「ホントに２７歳？」

「エース！？」


『キミはまず目上の人間に対しての言葉遣いを勉強しておいで』


-ﾋﾞｭﾝ､ﾋﾞｭﾝ


「おわっ！」





勿論、僕の近くにいた潤さんとアキラが失礼な事を言ったエース君に対して突撃していきました。
鎌のほう使わなかっただけいいと思ってね




『じゃあ今日の放課後、多分僕も横で仕込みしてるけど許してね』




ーーーーーーーーー





昼食が終わり、生徒もいなくなると
今度は今後のルセットの話をする





『なんか、今の時期旬の食材とかあります？』

「今の時期はやっぱりキノコとエビとかだね〜」

『アヒージョとかウケるかな？』





ニンニクでスタミナ作用とかしておけば後は具材である程度の栄養分も取れるし
ヴィル君のポムフィオーレ寮は盛り付けのセンスでどうにかしてくれそうだけど
レオナ君のとこには見かけより量って感じだし


後は…



『キノコといえば…』



確か…オクタヴィネルの…ジェイド君？がキノコ使いまくってたけど、
好きなのかな？


いまだにフロイド君としか話した事は無いけれど、
恐らくあまり歓迎されてなさそうというか…
今のところ際立ってめんどくさくなりそうなのがオクタヴィネル寮

予防策として今度キノコふんだんに使って反応見てみようか…




「後は…図書室のレシピ本とかにも詳しく載ってるぞ」

「見に行ってきたらどうだ〜い」

『…すぐ戻りますね』

「いってらっしゃ〜い」「無闇に生徒斬るなよ」

『一応僕ここの大人』




あの頃ならまだしも、今はもう落ち着いてるからね僕
校則はしっかり守るよ





ーーーーーー



図書室に向かう途中で、ちょうど授業合間の休み時間に突入したのか
廊下に生徒がちらほら見えた



『学生時代を思い出すなぁ…』

ｰﾌﾖ.ﾌﾖ

『潤さんちゃんと講義してるか確認しに行ったよね』

ｰﾌﾖﾌﾖ！


遠月の思い出を浮かべつつ歩いていた時、



「失礼、先日の食堂の方ですよね」

『あ、はい』



随分大人びた声にこちらも思わず敬語になってしまったけど、
振り返ると…




『キミは…ハーツラビュルの寮長だね』

「ええ、リドル・ローズハート…2年です」



話すのは初めての、
寮長のリドル君がいた

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