Le rêve de Mort【t.w.s.t.×食戟のソーマ】

3 Travaillez pour la première fois!［初出勤!］ ページ24

ｰｶﾁｬｶﾁｬ!

-ｶﾀﾝ!




『あと…1時間か…』




間に合うように、手を動かす
まるで、地獄の宿泊研修みたいだ



でも、少し驚くのは




「できたよ〜」

「凄い速さだねぇ」


『あ、うん……ど、どうも……』




ゴーストに、未だなれないって事……




学園長の説明いわく
俺にも見えるのは、ここの敷地内は魔力が高い為
魔力をもたない人間でも一応、見ることは出来るらしい


「ヒッヒ…人間と料理するなんて何百年ぶりだろうねぇ〜」

「しかもいい子が入ってきたもんだ」




とりあえず、印象は悪くないらしい
さっきの寮長会議をこの人たちも見ていて、
一通りのリーダーとして任せてもらえる事になったから、必要なレシピを説明しつつ、残っていたと2人の幽霊と急いで仕込みを進めている




『なんか…僕みたいな人でごめんなさい』



彼らは生前一流ホテルの料理長、
僕みたいなポンコツのいう事を聞いてくれるなんて
嘘みたいだ





すると、




「料理人に歳は関係ないヨォ〜」

「君もわかってるだろ」

『!、すみません……よろしくお願いします』




いい人達でよかった

即席チームでの初回だけど、
なんとかなりそうだ





ーーーーーーーーーーーーーーーーーー
Yu side




「お、監督生！、おつかれ」

「あ、エースにデュース」

「あぁ」

「俺様もいるんだゾ！」

「勿論忘れてないよ、グリム」



Aさんの部屋の場所を学園長とオンボロ寮に確認しに行った後、
グリムと合流しに教室に来ると、エースとデュースも居て、みんなで食堂へ向かう事にした


まもなく夕ご飯


Aさんの料理で、食堂が再開される




「…上手くいくといいなぁ」

「ん、なにがだ？」

「あ、えっと、新しいシェフが…オンボロ寮に住む事になってね」

「へぇ…そうなのか」

「て事はツナ缶食べ放題なんだゾ！！」

「お前はツナ缶だけで満足か!」



本来のメインジャンルじゃない
和菓子一つでも凄い美味しかったAさんの料理
流石遠月学園の人だなぁ


「お、ついたぜ！」


食堂の扉につき、中を覗き込むと…




「わー…」

「な、なんか…」

「あぁ」



「いつもより人が多いんだゾ!!!!!」




ーーーーーーーーーーーーーーーーー
Side you




ガヤガヤと席の方から楽しそうな声が聞こえてくる



『……楽しそうでよかった』



やっぱり生徒自身で食事を賄うのは大変だっただろう



しかし…



「パスタ5皿！」

「こっちは唐揚げがなくなりそうだヨォ〜」

『…っok!』




三人はキツくないか！？

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