アカネコ宅配便さんリクエスト！ ページ20
〜魚人島に行くドS中将〜
『つー訳でやって来たぞ魚人島』
「シャボンコーティングされた船に拉致られて海底1万メートルに連れてこられた僕の気持ち分かってます？」
『ノコノコ連れられたお前が悪い』
「相変わらずの理不尽！！」
魚人島に立つランカは周りを見渡す
ちなみに、ガッツリ中将コートを着こなした仕事着である
いきなり現れた人間2人に、街もザワザワと騒がしい
『取り敢えず、人魚姫とやらには会っておかねぇといけねぇか』
「なんでそうHARDモード選択しかしないんですか貴女は！！？」
近くにいた魚人の家族に話しかけるランカ
『なぁ、あんたら。悪いんだがここに人魚姫さんはいるか？』
「ひっ、姫様に何する気だ！？」
『絶世の美女なんだろ？会ってみたいじゃねぇか』
「中将それもう海賊と変わりませんて！！」
カイトが悲鳴を上げそうになったその時
ランカのよく知る声が響く
ジ「ランカさん！？カイト君まで…どうしたんじゃ？」
「ジンベエさぁぁぁぁん！！」
『よぉ、ジンベエ。お前に案内を頼めばはぇぇ話だな』
ランカの友人でもある七武海の1人 ジンベエ
彼の案内の元魚人島を巡る事になるのだった
一通り巡った一行は
マダム・シャーリーに占って貰っていた
ランカを占うシャーリーは、目を見開く
シ「…驚いたね。あんたみたいな人初めて見たよ…先がハッキリと見えない」
『そうか、その方が有難い』
シ「あんたは、未来さえも変えてしまうほどの何かを持ってるのかもね」
お代は要らない。とシャーリーに言われ
店を後にする一行
ジンベエは、ランカとカイトを見やる
ジ「さて。ワシの行きつけの場所で昼食でもご馳走しようか？」
「本当ですか！？良かったですねランカさん…アレ？」
嬉しそうにランカに振り返ったカイト
その視線の先には誰も居なかったー
「…あの人は〜！！もぉぉぉ！！！」
ジ「…まぁ、ランカさんなら大丈夫じゃろう」
ジンベエの言葉に頷くと
2人は一足先に昼食へと向かっていったー
一方、自ら別行動をするランカは
先程通り過ぎた薄暗い場所魚人街に来ていた
誰もいないと思われる程静かな中に立ち尽くすと
周りに聞こえるように声を上げる
『…さっきから、視線がうっとおしいんだよ。用があるなら出てこい』
その声と共に、複数の魚人がランカを囲む様に現れる
ランカの目の前にニヤニヤと笑いながら立つ魚人が、どうやらこの場所のボスらしい
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椿姫 - どうもこんにちは！とても面白いですね！更新頑張ってください。楽しみです！ (2019年7月25日 17時) (
レス) id: 2e1c06edf3 (このIDを非表示/違反報告)
ふー(プロフ) - はじめまして！とても面白くて女性なのにすごくかっこよく読んでて楽しかったです。次の更新楽しみに待ってます。無理せず頑張ってください。 (2019年7月13日 17時) (レス) id: fcf02ffa3b (このIDを非表示/違反報告)
カナタ(プロフ) - 乱さん» コメントありがとうございます！返信遅くなりすみません…もうすぐ本編更新予定なので暫しお待ちくださいまし……！ (2019年6月27日 23時) (レス) id: fbcd1047f0 (このIDを非表示/違反報告)
乱(プロフ) - このお話とても大好きです！何度も読み返してしまいます笑 更新楽しみにしています！無理せず頑張って下さい！！ (2019年5月31日 11時) (レス) id: 9c157805a6 (このIDを非表示/違反報告)
カナタ(プロフ) - ゆめさん» コメントありがとうございます！『最近暖かくなったとはいえ、女が軽率に脱ぐもんじゃねぇぜ。勘違いした野郎の目に晒させたくねぇんだ(正義のコートファサ…)』 (2019年5月1日 23時) (レス) id: fbcd1047f0 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：カナタ
| 作成日時：2019年3月4日 22時
