145.それぞれの特訓 ページ16
ランカは、あまりにも穏やかで忘れていたのだ
彼が、あのドンキホーテ・ドフラミンゴだと言う事にー
『つーわけで、今日から特訓を分けるぞ!』
「分ける?」
『ドフィ。お前、不思議な力って言ってたな?』
ド「うん!凄いんだぞ!」
『糸を操る能力だろ、それ』
ド「な…なんで…!?」
『あー…手に触れずに物を動かす訓練してるの見たんだよ』
ド「バレないと思ったのに…」
しょんぼりするドフラミンゴの頭を軽く撫でるランカ
『落ち込むな、今日からはその能力を使えるように鍛えてやるから。独学じゃ伸び悩むだろ?』
ド「!!…うん!!」
『だから、ロシィはカイトに身体能力を上げる特訓をしてもらえ。それぞれがそれぞれに合う特訓で強さを極めていくぞ』
ロ「!うん、!」
「分かりました。ロシィ君。よろしくね」
ロ「兄上より…強く、なる!」
ド「生意気だぞ!俺の方が強い!」
『はいはい、両方強くなるぞ』
その日から
午後からの特訓はドフラミンゴとロシナンテが分かれるようになった
ランカは、イトイトの実の能力の把握からさせた
カイトは元々ある基礎体力を測った
『どのくらいまで広げられそうだ?』
ド「ん〜…この家は囲める!」
『ほぉ…最初にしちゃ、中々筋が良い』
ド「!…へへへ」
「はーい、あと10周!」
ロ「ハッ…ハッ…ハッ…!」
「前よりペース上がってきてるよ!凄い凄い!」
ロ「!…へへ」
ド「他にも、何が出来るのかな?」
『そうだな…雲とか、掴めるんじゃねぇか?』
ド「雲…?」
『掴めれば、空も飛べるだろ』
ド「!!」
ロ「空を走る?」
「そう、月歩って言ってね…かなりの訓練と経験がいるけど、君なら必ず体得できるさ!」
ロ「!…うん。うん!」
こうして、ランカとカイトにそれぞれ鍛え上げられた2人は
あっという間に1年の月日が経った
ホーミング聖は、生き生きする息子達をただ見つめ続けていたのだったー
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匿名希望 - 面白すぎます、、一気読みしました!!更新待ってます✨ (2022年11月4日 7時) (レス) id: 6b03f57d4e (このIDを非表示/違反報告)
あおい(プロフ) - 読んでいてしあわせな作品に出会えて本当に嬉しいです!更新していただけるのを待っています!作品も作者様も大好きです!1年ほど経っていてもう更新はないのかもしれませんがうらつくの中の私の好きな作品の一位はこれです (2022年1月7日 0時) (レス) id: 76859479df (このIDを非表示/違反報告)
ハッピー(プロフ) - ここまでイッキ読みしたんですが、最高です!神作ですね!作者さんのお暇があれば、無理せず更新して欲しいです!楽しみにしてます! (2021年10月19日 17時) (レス) @page36 id: e5f0832439 (このIDを非表示/違反報告)
サヤ - 続きが気になりすぎて夜しか眠れません(快眠)いつでも待ってます!これからも楽しみにしてます!無理せず出来る時に更新してください\(^o^)/ (2021年9月14日 21時) (レス) id: 03a4457c27 (このIDを非表示/違反報告)
紫雨 - 連載初期から読んでて久しぶりに一気見しました…!何回も貴方様の作品に助けられました…!!また戻ってきてくれたら嬉しいです…、応援しています! (2021年8月18日 8時) (レス) id: fcafa2f1ad (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:カナタ | 作成日時:2019年10月16日 23時