その3 ページ18
その夜
執筆が一息着いて、新一とホームズ語りをしていた優作は
上機嫌で帰ってきた妻に微笑ましく笑う
優「お帰り、楽しめたようだね」
新「おかえり!母さん」
有「ただいま〜!もう最高だったわ!ランカちゃんエスコートが上手くて、また遊びましょうって!若い頃の優作さんとのデートを思い出しちゃったわ〜」
優「ほう、それは凄いな…」
少し考える優作
それに気が付かない有希子は
片付けながら話を続けていく
有「ランカちゃん、スタイル良くて!なんでも似合うのよ〜!もし女優だったなら私と並ぶ程の実力はあったかもしれないわね〜」
優「ふむ…」
有「…あ、そう言えば少しだけ気になった事があったわ」
ふと、言葉を漏らした有希子に
優作は顔を上げて続きを促す
有「途中、白い軍隊のコートみたいなデザインの服があったんだけど、ランカちゃんそれだけは手に取ってゆっくり見てたのよ!ミリタリー系が好きなのかしら?」
何気なく気がついた点に
優作は目を少しだけ細める
優「…軍隊…ふむ…考えすぎかな」
有「何が?」
新「?」
優「いや、彼女達の事を何も知らないだろう?もしかして、彼女はどこかの軍所属のスパイーなんて話は、3流かな」
はははっ!と笑って誤魔化す優作
有希子も可笑しそうに笑う
有「そんな事あるわけないじゃない!普通の人よ、彼女は」
優「はははっ、執筆後は色々と頭を動かしすぎて突拍子もない事を考えてしまっていかんな」
新「ランカ姉さん、軍!?なんかすっげぇ!」
有「はいはーい、夕飯の支度するわよ〜。新ちゃん、手伝ってね〜」
新「はーい!」
そこで、話は終わるのだった
一方、帰宅したランカは
カイトにお土産のワンコボールペンを渡すとソファに座る
「あ、ありがとうございます!…なんでこの犬妙にリアルなんですか…?」
『可愛いだろ』
「いや、まぁ…そう言われれば」
『そういや、今日海軍コートをらしきものを見かけてな』
「えっ!?」
『俺ら以外にもきてんのかと思ったが、全然違う服だった…やはり、俺ら2人だけしか来てねぇようだな』
「そう、ですよねぇ〜」
『有希子さんの信頼もまぁまぁ作れた事だろうし、そろそろ本格的に動くとするか』
「!…はい!」
2人の目は、何時もの瞳ではなく
任務を開始する軍人の目をしていたー
NEXT コナンズ ヒーント!
"天才少年と天才美女"
『ぱそこん?なんだそれは』
「前途多難にも程がある!」
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の〜さん(旧もこ)(プロフ) - 私名探偵コナンのキャラほぼ全員推しなのと逆ハー大好物なので嬉しいです!出来たら全員(新一、平次、快斗、警察組、赤井、黒の組織達にも)に恋愛的に愛されたいです。無理ならすみません。更新頑張ってください!誰も氏なないでほしいです。更新まってます! (4時間前) (レス) id: 79dfdf41ef (このIDを非表示/違反報告)
サヤ - いよいよ大詰めですね!これからも楽しみにしてます! (2020年5月25日 0時) (レス) id: 03a4457c27 (このIDを非表示/違反報告)
千帖 - 好きです(( 好みドストライクです。今までの作品も読みました!ドS様最高!カナタ様も最高!無理をせずに頑張って下さい。ずっと応援しています。 (2019年6月15日 20時) (レス) id: ded44c7654 (このIDを非表示/違反報告)
カナタ(プロフ) - 雪さん» コメントありがとうございます!何とか色々更新していますのでこれからもどうぞ宜しくお願いします!そのコメントが作者更新の励みになっております! (2019年5月24日 23時) (レス) id: fbcd1047f0 (このIDを非表示/違反報告)
雪 - 今までの種類全部はまって来ました!!ちょうどコナンにはまった時にこれを見つけてすごい喜びました!!面白い!!これからも更新頑張って下さい!! (2019年5月24日 15時) (レス) id: bf5185d467 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:カナタ | 作成日時:2019年5月1日 23時