4、「皆さん中将を男性だと思ってるんですよね…?」 ページ7
四人で話をして少しした後
不意に外が騒がしくなりランカは眉を顰める
そして、扉が開かれた先にはー
ク「いたっ!ランカちゃん!」
ボ「おぉ〜、やっと見つけたよぉ〜」
サ「こんな所におったか!」
少し息を切らした三大将が立っていた
ランカはニヤリと笑う
『俺に何か用か?』
すると、クザン達はランカに詰め寄る
ク「用ならあるに決まってるじゃん!ランカこそ決めたの?」
ボ「この3人の誰の補佐につくんだ〜い?」
サ「地位も権力も上がる、悪い話では無いじゃろう?」
ランカは実力を買われ、前々から大将の補佐として推薦されていた
ランカが口を開く前に、控えめなノック音が響く
セ「はいれ」
「し、失礼します…!」
と、オドオドと入るのはカイト
ランカはその姿を見てニヤリと笑う
「あ、あの!提出書類を渡しに来まして…!」
セ「…あぁ。ご苦労」
ランカは座ったまま、クザンのネクタイを掴み
顔を目の前まで持ってこさせた
『生憎だが…誰かに縛られるのはこの上なく嫌いでな。それに、俺はカイトのようにはなれんしなろうとも思わん』
ネクタイを離すとランカは靴音を響かせながら
談笑するカイトを引き寄せた
「へ、あっ?」
『それに』
カイトの首に手を回し
引き寄せて怪しく微笑むと
低いアルトの声がカイトの耳を犯した
『こいつを気に入っていてな。今の地位を手放してこいつを手放す気は無い』
「ーっ!!?///」
そのセリフに赤くなるカイト
反対に不機嫌になるのは三大将で
サ「その小僧がそんなに気に入りか…」
ク「こいつぁ、困ったなぁ?」
ボ「補佐官君には1ヶ月くらい前線へ…」
と、明らかな嫉妬心を向けられて
ふとカイトは疑問を抱く
「(三大将はランカ中将の事を男だと思っているんですよね?…なら…なんで、)」
ク「まぁ、取り敢えず今夜ヒマ?」
ボ「おぉ〜、こんなケダモノよりあっしと過ごさねぇか〜い?」
サ「お前さんはワシだけ見とりゃえぇんじゃ」
「(なんでこんなに誘われてるんですかー!?)」
困惑するカイトを余所に
ランカは楽しそうに笑う
『生憎、今夜は愛しのヒナ嬢と夕食だ。またにしてくれ』
あ、今部屋の温度が上がったり下がったり
(取り敢えず僕の平穏はまだまだ先のようです)
5、『ご褒美が欲しけりゃ足掻くんだな』→←3、『俺に命令するのはあの人くらいだな』
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れんこん(プロフ) - なんでこんな良い作品に出会えなかったのか苦悩するばかりです!!どのキャラも最高ですし、主人公がもうどストライクです!最新話まで頑張って読みます!!!更新頑張ってくださいいい! (2019年9月23日 17時) (レス) id: 14f134c39b (このIDを非表示/違反報告)
滅月(プロフ) - …なんだかキルラキルの皐月様みたいだなぁ… (2019年5月29日 17時) (レス) id: 0b47fc3e16 (このIDを非表示/違反報告)
カナタ(プロフ) - オタクさん» コメントありがとうございます!返信が遅くなり申し訳ございません。そしてご指摘ありがとうございます!話の途中からは「」の前にキャラの名前の頭文字を入れるようにしております!これからもどうぞよろしくお願いします! (2018年7月10日 14時) (レス) id: fb7eb0f65b (このIDを非表示/違反報告)
オタク - 少し読みづらいので、キャラがしゃべる前にキャラの名前入れたらどうでしょう? (2017年12月14日 3時) (レス) id: 7bc9a154f5 (このIDを非表示/違反報告)
カナタ(プロフ) - 鈴屋さん» Google先生に聞いてきました!女の子が戦うなんて私好み過ぎまする…また読んでみます!有難うございます! (2017年7月7日 1時) (レス) id: b3669d4d8c (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:カナタ | 作成日時:2016年12月31日 14時