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(望side)
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みんなで協力して作った俺たちの執事喫茶は思ったよりの大繁盛
嬉しいことに俺も流星もいろんな女の子たちに声かけられたけどかわええのはやっぱり先輩だけで丁重にお断りしてやっと休憩
「休憩」行ってええよってクラスメイトに言われた瞬間着替え部屋に戻ってきて携帯を確認する俺ら
実は繁盛しすぎて中々先輩との約束の時間の時間が過ぎてしまった
それは流星も同じで
着替える時間があるのなら先輩に会いたくて荷物だけ取って約束の場所に向かう
桃『先輩!!』
赤「こっ…たき」
走ってきたから上がっていた息を整えようとしとる俺の前で固まる先輩
桃『先輩??』
顔を覗き込めば俺に背を向けて歩き出す先輩
遅れてきたことに怒ってるであろう先輩に謝ろうと先輩を追いかける
桃『中々上がれなくて遅れちゃったんです。
連絡出来なくてすみません。』
そう伝えるけど先輩の足は止まらないまま
格好のせいか周囲の人からの目線を感じるけどそんなこと気にしてられなくて先輩後についていくけど人が多すぎて先輩を見失いそう
向かい側から歩いてきた女の子にぶつかってしもうて謝っとったらついに先輩の後ろ姿すら見えなくなっとった
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作者名:ふぉん | 作成日時:2021年7月31日 21時