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(大毅side)




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まだ寒さの残る朝


目を覚まして一番最初に確認するのは、とある人のトーク画面


それは彼からのおやすみの一言で終わっとって頬がが緩む


おはよ、なんて送る勇気はないけれど顔を洗って朝ごはんを食べていればきっと彼の方から送ってきてくれる


それだけで今日も一日頑張れるんやから俺はほんと単純なやつやねん


自分から連絡すればええやろ、てよく淳太とかに言われるけどそんなんできるわけないやん


甘えるとか、頼るとか苦手やねんもん


好きな人にそんなんするなんてもっと無理や


やって俺の好きな人は優しくてでかっこよくて、めっちゃモテて。


そして何より男やねんから


俺なんかが一番になれるわけなんてあらへんから期待したないねん


赤「あかん!!もうこんな時間!」


遅刻しそうな時間ではないけどこの時間に出えへんと会えへんから


適当にとったパンを口に入れながら制服に身を包めば慌てて玄関を出る


…今日も会えたらいいな

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作者名:ふぉん | 作成日時:2021年5月1日 21時

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