マーガレットの恋 (黄×赤)

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結局あの言葉が忘れられなくて一睡もできひんかった





泣きすぎて目は腫れてるし身体もなんとなくだるい






仕方ない、今日は会社を休むか…





淳太にもかれんさんにも会わないですむし



そう思い携帯に手を伸ばした





重「すみません、営業部の重岡です。




本日体調が悪いのでお休みさせていただきたいのですが…」





上司「えぇ、大丈夫なん！？




わかった、今日はゆっくり休めよ！」




会社に電話すると上司は快く休みをくれた




ほんまええ上司もったわ…




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(ピコンっ)





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携帯がなり開いてみるとしらない番号が表示されていた





一度無視したけどそのあと何度もかかってきたからめんどくさくなってでた




急用かもしれへんし…






もしかしたら淳太かもしれへんし…







なんて淡い期待をしてる自分に言い訳をしながら








重「…もしもし…？」




か「急にすみません、あの。かれんです…」




なんであの人が俺の電話番号を知っとるんやろう




か「実は重岡さんにお話があって…」




そう彼女は電話越しに伝えるけど昨日のことと、体調の悪さでそれどころじゃない






重「申し訳ないんですけど体調悪いのでまた今度にしてくれますか？」







そう告げるとそうですか。お大事にと言われ電話を切った







1分も彼女とは話してないはずなのにどっと疲れがきた







とりあえず横になろうと思ってふと目に入ったカレンダーには






"淳太と付き合って4年目"と






今日の予定のところに書かれていた







その文字が虚しくしてしかった





それの文字を見ないようにカレンダーに背を向け目を閉じた

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