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「A、ごめん。」



ベクが呟くような声で言った。



『わ、私の方こそごめんなさい…、あのね、チャニョル先生に聞いたの。』

「チャニョルに?」

『ベクは、すっごいモテるって。でも、そういうお誘いは全部断ってるんだよって』

「アイツ、余計なことを…」

『それ、聞いてすっごい、嬉しくて、仲良さそうにしてるの見ても、そういうこと言わないようにしようって、決めたのに……』



ベクに申し訳なくなって、下を向くと、頬がベクの手で包まれたと思ったらぐいと上に上げられる。



「俺の方こそ、ごめん。勝手にヤキモチやいて…。チャニョルは、ただのバカないいやつだって知ってるのに」

『バカはチャニョル先生に失礼じゃない?』

「いや、アイツは、バカだろ」



2人で顔を見合わせると静かに笑った。



『ベク。』

「ん?」

『私は、何があってもベクしかいないよ?』

「……っ!」



"はぁ"とベクがため息をつくとコトンと私の肩に頭を乗っけてくる。



ベクの髪が首筋に当たって擽ったい。



けど、いやでは……ない。



「お前さ、そういうこと言うなよ」

『ご、ごめん…。』

「いや、謝ることじゃないんだけど…」



ベクが顔を上げると口角をクイッと上げた。



「そういうこと言われると、襲いたくなる」

『えっ?』



その瞬間、唇が塞がれる。



そして、すぐに唇が離される。



「これ以上すると、抑えられなくなりそうだからおしまい。」



そう言うと、今度はおでこにキスを落とした。



『ベクって結構、独占欲強いんだね』

「俺が?」

『だって、私とチャニョル先生普通に話してるだけで、仲良くするなってなかなかだと思うけど?』

「Aが可愛すぎるからいけないのー」



そう言って、私の髪をぐしゃぐしゃにしてくる。



さっきまでと違って、子犬みたいに口を四角くさせて笑っているベク。



ベクの機嫌がなおったみたいで良かった。

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設定タグ:EXO , ベッキョン , セフン   
作品ジャンル:恋愛
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玲仁(プロフ) - 北国さん» 北国さん…!そうなんですか、残念です(:_;)でもでも、コメントありがとうございます(*´ω`*)すっごい嬉しいです!が、がんばりまーす笑私も、もっと お話したいです(((o(*゚▽゚*)o))) (2016年2月19日 16時) (レス) id: 7838c0735b (このIDを非表示/違反報告)
北国(プロフ) - ツイッター消しちゃいました北国です申し訳ない( ; ; )本当にすきですこの作品!以降めんどくさいし大変ですよね( ; ; )あ、誤字移行です!頑張ってくださいな!!ニコ またお話ししたいですー! (2016年2月18日 23時) (レス) id: 453ee14f6f (このIDを非表示/違反報告)
玲仁(プロフ) - ゆうあさん» 返信遅くなってごめんなさい(/_;)嬉しいお言葉ありがとうございます(*´ω`*)相変わらずのろま更新ですが、完結させますので最後までよろしくお願いします┏○ペコッ (2016年2月17日 17時) (レス) id: 0aa6e05aef (このIDを非表示/違反報告)
ゆうあ(プロフ) - このお話ほんとにおもしろくて大好きです!これからも更新楽しみにしてます!頑張ってください! (2016年2月8日 17時) (レス) id: 1d6f6580f2 (このIDを非表示/違反報告)
玲仁(プロフ) - 再レスありがとうございます(;_;)なかなか更新遅くてごめんなさい(T_T)ありがとうございま*もう少し続く予定なので最後までよろしくお願いします(*´ω`*) (2016年2月7日 23時) (レス) id: 0aa6e05aef (このIDを非表示/違反報告)

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作者名:玲仁 | 作者ホームページ:  
作成日時:2015年12月29日 11時

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