20 SEside ページ21
「えー、誰ー？」
ハナがくまのぬいぐるみを抱きながら、チャニョリヒョンを見上げてる。
70センチ以上も違うハナとチャニョリヒョン。
首痛くないのかな、なんて思ってたら、チャニョリヒョンはハナの目線まで屈んで、頭を撫でた。
チャニョリヒョンは、さりげない気遣いが出来るとこがすごいと思う。
俺とそんなに年が変わらないのに、大人って感じがして、やっぱり経験値の違いなのかな？
「そろそろ、ハナちゃんも寝ないと誕生日会出れなくなっちゃうぞー」
「えー、やだやだ！もう寝るー！」
「じゃあ、お部屋に早く戻ること！」
「あ、ねえねえ、ベク先生来てくれるかなあ、ハナたちの誕生日会！」
「ハナちゃんが、いい子にしてたら来てくれるよ、きっと」
"わーい"なんて照れながら、持っていたくまのぬいぐるみを抱きしめるハナ。
ベッキョニヒョンも、ここの子たちに人気あるんだよな。
"チャニョル先生、セフンオッパ、ばいばーい"なんて言い残してハナは自分の部屋に戻って行った。
"さて、今度はセフンの番だな"なんていいながら、いつものように手際よく動くチャニョリヒョン。
「ねえーチャニョリヒョン。」
「んー？」
「恋すると、どんな感じになるの？」
「ふは お前までどうしたんだよ、いきなり。ハナちゃんに感化されたかー？」
「いいから、教えてよ、」
俺だって、チャニョリヒョンにこんな恥ずかしいこと聞きたくない。
けど、そういうこと全く経験したことないから全く分からないんだよ。
「なんだろ、よく言うのは……その人のこといっぱい考えたり、何度も会ってるのにドキドキしたり、自分以外のが異性と話してるのを見るともやもやするとか？なんか、言ってて恥ずかしくなってきたわ」
あれ、待ってそれって、俺の今と、ドンピシャじゃない？
.
ってことは俺、Aちゃんのこと………
好き、なんだ。
.
「そうか、お前も恋するようになったか」
にやにやしなが、俺の頭をぐしゃぐしゃにしてくるチャニョリヒョン。
あれ？
でもさ、仕事も出来て、人気者で、さりげない優しさができるチャニョリヒョンがライバルだったら俺、相当やばくない？
この小説をお気に入り追加 (しおり)
登録すれば後で更新された順に見れます 3354人がお気に入り
お気に入り作者に追加
この作品を見ている人にオススメ
この作品を見ている人にオススメ
「K-POP」関連の作品
違反報告 - ルール違反の作品はココから報告感想を書こう！(携帯番号など、個人情報等の書き込みを行った場合は法律により処罰の対象になります)
玲仁(プロフ) - 北国さん» 北国さん…！そうなんですか、残念です(:_;)でもでも、コメントありがとうございます(*´ω｀*)すっごい嬉しいです！が、がんばりまーす笑私も、もっと お話したいです(((o(*ﾟ▽ﾟ*)o))) (2016年2月19日 16時) (
レス) id: 7838c0735b (このIDを非表示/違反報告)
北国(プロフ) - ツイッター消しちゃいました北国です申し訳ない（ ; ; ）本当にすきですこの作品！以降めんどくさいし大変ですよね（ ; ; ）あ、誤字移行です！頑張ってくださいな！！ニコ またお話ししたいですー！ (2016年2月18日 23時) (レス) id: 453ee14f6f (このIDを非表示/違反報告)
玲仁(プロフ) - ゆうあさん» 返信遅くなってごめんなさい(/_;)嬉しいお言葉ありがとうございます(*´ω`*)相変わらずのろま更新ですが、完結させますので最後までよろしくお願いします┏○ﾍﾟｺｯ (2016年2月17日 17時) (レス) id: 0aa6e05aef (このIDを非表示/違反報告)
ゆうあ(プロフ) - このお話ほんとにおもしろくて大好きです！これからも更新楽しみにしてます！頑張ってください！ (2016年2月8日 17時) (レス) id: 1d6f6580f2 (このIDを非表示/違反報告)
玲仁(プロフ) - 再レスありがとうございます(;_;)なかなか更新遅くてごめんなさい(T_T)ありがとうございま*もう少し続く予定なので最後までよろしくお願いします(*´ω`*) (2016年2月7日 23時) (レス) id: 0aa6e05aef (このIDを非表示/違反報告)
作品は全て携帯でも見れます
同じような小説を簡単に作れます → 作成
この小説のブログパーツ
