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「そら、あんたのその鬼のよ〜ぉな顔見たら恐ろしくてお母さんでも言えんね。こわいわー」
あー、そうですか。
お母さんは完全にミンソクさんの味方なんね、あっそ!
「そういえばなあ、聞いてよ〜。ミンソク君が昨日な、」
マイペースやな、田舎の母ってのは本当に
「お母さんのこと、“おかあさん”って呼んだんよ〜」
お母さん?おかあさん?お義母さん?
「…へーえ。」
うっれしそうに顔の筋肉緩みっぱなしのこの人に
今それ報告すんの、ずるいよなあ、、と言いたい。
「もうお母さん涙出そうになったわあ。」
「年やね。」
「もうわからんわあ。お母さんこの子産んだんかなあって気になってしまったんよ。」
冷たい視線を投げかけるも、野沢菜をパックに詰めるこのおばさんには届かない
「ああ、もう、そうやねえ。産んだかもしれんわ。お母さん。ミンソク君」
「産んでないよ!ついにぼけちゃったんね、おばさん」
「あーあ、しんどいわあ、娘なんて冷たいだけで、なんも癒されん。やっぱ男の子産むんやったわ〜」
「お母さんから産まれてくる子供はお母さんと同じ顔してるってわかってるよな?」
「あんた、それでミンソク君はどこにおるの」
「知らん。黙って外出てったわ」
なんで、あの人がむくれるのよ
「呼んでき。」
「嫌や」
「あんた、お母さんの息子いじめんで!」
「はあ?お母さんの娘がいじめられてんのよ?」
「ミンソク君戻ってこなかったら、ずっとご飯ならんからね」
「なっ」
ポンっとスーパーの袋が飛んでくる
「片付けてから行かなミンソク君の分しか用意せんからね」
くっ、くっそーーーー
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苺大福(プロフ) - なつみさん» ありがとうございます^ ^パスワードはNAMIDAです。よろしくお願いします♪ (2018年6月14日 6時) (レス) id: cd3039e076 (このIDを非表示/違反報告)
なつみ(プロフ) - はじめまして!楽しく小説読ませていただいてます!よろしければThe last resonのパスワード教えていただきたいです! (2018年6月13日 20時) (レス) id: 759d6fc8bc (このIDを非表示/違反報告)
ゆい - MADKIDすごいです。ハラハラしてきゅんきゅんしてずっと心臓が痛かったです。1回一気読みして2回目読み返したら、チャニョルが訪ねてくるところでベクを思ってる言葉に泣けました。苺大福さんのお話は一言一言が深くて胸に刺さります。 (2017年1月10日 9時) (レス) id: b412df9158 (このIDを非表示/違反報告)
かのか(プロフ) - (泣) (2015年10月2日 20時) (レス) id: 171b30f749 (このIDを非表示/違反報告)
そら(プロフ) - ジョンデ〜良かったぁ(T ^ T) 色んな思いが込み上げて泣いてしまいました泣 (2015年9月28日 18時) (レス) id: 62396f963f (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:苺大福 | 作成日時:2015年9月18日 3時