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「わーっ!久しぶり〜っ!!!」





警戒心を身に纏った私達を迎えたのはキラッキラの笑顔と元気一杯の低い声で、とにかくただ、眩しかった。


盾になるようにあったミンソクさんの背中はなくなり、私が手を緩めるとミンソクさんも手を離した


お前か


きっと二人ともそんな気持ちだったと思う。

それと同時に、1番恐れていた人じゃなくて、安心した。



ご飯時を狙ってきたのかと思うくらい自然にご飯を食べている。
私はここまでものすごく苦労に苦労を重ね、空腹からようやくありつけたご飯だっていうのに


「シウミンってば髪切ったんだね〜!かわいい!なんか若返った感じする!」

楽しそうなイケメンと、一応は警戒してるミンソクさんを置いて、私はお母さんに詰め寄った

「あら、あんた食事中に席立つなんて行儀悪い子ぉやな」

そんなことより私は今冷や汗だらっだらなんですよ、お母さん

「あの人、なんて言うてたん?」


変なこと言ったりしてないかな、、
ミンソクさんの仕事のこととか変に話されてたら困る

「ミンソク君の職場の友達て。あんたとも仲良くしてもろてるて」

職場…まずい
ミンソクさんの仕事についてはいつ何時でも口を濁してきた

「あんたなぁ、お母さん驚いたよぉ。ミンソク君のことなんで秘密にしてたん?」

どき、


「な、なんか聞いたん?」


ドキドキドキドキ


「あんな一流企業に勤めてたて、なんで黙ってたんよ〜!すごいやないの!」

「え?」


い、一流企業?、、、は?


「チャニョルさんに名刺見してもろたよぉ。にしても、ミンソク君にしてもチャニョルさんにしても、都会の子はみんな綺麗な顔しとんねぇ」


……なんだ、どういうことだ、パクチャニョル


「お母さんはミンソク君一筋やけど」って言いながら靴を履くお母さんに聞くと、
これから街に行くらしい


「気つけてね。あ、残念やけどミンソクさんは私一筋やからな。」


見送りを終えて食卓に戻ると、ちょうどミンソクさんがすっぱい顔をしていた




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苺大福(プロフ) - なつみさん» ありがとうございます^ ^パスワードはNAMIDAです。よろしくお願いします♪ (2018年6月14日 6時) (レス) id: cd3039e076 (このIDを非表示/違反報告)
なつみ(プロフ) - はじめまして!楽しく小説読ませていただいてます!よろしければThe last resonのパスワード教えていただきたいです! (2018年6月13日 20時) (レス) id: 759d6fc8bc (このIDを非表示/違反報告)
ゆい - MADKIDすごいです。ハラハラしてきゅんきゅんしてずっと心臓が痛かったです。1回一気読みして2回目読み返したら、チャニョルが訪ねてくるところでベクを思ってる言葉に泣けました。苺大福さんのお話は一言一言が深くて胸に刺さります。 (2017年1月10日 9時) (レス) id: b412df9158 (このIDを非表示/違反報告)
かのか(プロフ) - (泣) (2015年10月2日 20時) (レス) id: 171b30f749 (このIDを非表示/違反報告)
そら(プロフ) - ジョンデ〜良かったぁ(T ^ T) 色んな思いが込み上げて泣いてしまいました泣 (2015年9月28日 18時) (レス) id: 62396f963f (このIDを非表示/違反報告)

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作者名:苺大福 | 作成日時:2015年9月18日 3時

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