マネージャーは女ですよね？【BTS】 (ページ6)

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私は今ハンパなく緊張している。

なんで私がBTSのマネージャー補佐なんかに選ばれた！？

きっかけは、通っている韓国語教室の、バイリンガルで有名な講師さんに、

『韓国語話す機会があって、日本語で優しくフォローしてくれるバイトとかないですかー。』

とダル絡みしてしまったこと。

まさか、その講師さんが、BTSに日本語教えてる人なんて思いもせずに、

『バイリンガルの人が多い職場』の人に、自分を紹介してくれ、とはと今更ながら寒気がする。

『英語なら通訳レベルです。』なんて、やったこともないくせに、ナムさんに勝てる訳がない。

ナムさんのような才能があるわけでも、ジミンちゃんのように努力家でもない。

(嘘です。主人公ちゃんは大学入試のために７つの塾を掛け持ちして五時間睡眠で余裕合格どころか学部三位になった猛者です。By作者)

本当にあの時の自分を殴りたい。

いや、会いたいよ。メンバーに。

オタクしてる以上、道でぱったり会ってとか妄想したことはないわけじゃない。

だからって、マネージャー補佐とかは荷が重すぎる。天下のバンタンのスタッフなんて…。

オタクの願望は、推しの地面であって、隣りではないはずなのに…「マネージャー補佐かあ」

そんな思いを知ってか知らずか、隣りを歩くマネージャーさんは嬉しそうである。

MG「じゃあAさんには、歌詞の校閲とサポートを頼むよ。やっぱり微妙なニュアンスとかは難しくてね。」

はああっ？

歌詞ってラップラインが作るやつですよね。

ナムさんのあの作業室とか、ユンギさんのとか、よくV LIVEに出てくるあの聖地に
お邪魔しちゃえるんですか、

まだ出てない新曲の歌詞を見るためにっ？

オタクを殺しにきてるよ、Big Hitは。
もう人生捧げるよ。