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MOB「バンタンのマネージャーさんでしょ。ねえ、メンバーのカトク教えてよ。」
あれ、そういえばメンバーの連絡先を知らない…?まあただのマネージャー補佐だしね。当たり前か。
「すみません。メンバーの連絡先知らないです。」
とりあえず下手にでてみる。それに、たぶんこの厚化粧お姉さんたちの方が年上だ。
MOB「あんた日本人なんでしょ。偉そうにしないでよ。バンタンのマネージャーにふさわしいのは日本人じゃないから!」
この反日野郎が!その汚い面下げて、さっさと消え失せろ!
と叫びたいところだが、ポケットのボイスレコーダーに余計な音声を入れてはいけない。
「私が彼らに必要だからこそ、パンPDが私をマネージャー補佐にしたのだと思います。
それ以上話がないなら帰りますね。」
女たちに背中を向けて、ドアへと足を進める。
敵に背中を見せてはいけないのは何故か?
敵が後ろから攻撃してくるに決まってるから。
案の定、背中を勢いよく押され、間一髪受け身をとる。
ついでに手に当たったものを派手に倒す。
パタン、ドン、ドン、
派手な音が立ち、女たちが怯む。
MOB「構わずに、やっちゃいなよ!」
MOB「この生意気な日本人が!」
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作者名:AULA −輝き | 作成日時:2019年4月8日 17時