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JH「ヤー、Aさん、探してたんですよ。
日本語でのインタビューの練習に付き合って下さい。
はい、これがよく受ける質問です。」
その紙にはびっしり、韓国語と日本語が書かれていた。
やはり、ホビも努力家だった。BTSの中でも、日本語が上手いだけある。
「えっと、今回のカムバック曲のダンスですが、どうですか。」
JH「いや―、だいぶ高度なものでしたが、皆がついてきてくれたので、とてもいいものになりました。」
「大変だったことは何ですか。」
JH「MVのダンスが大所帯だったので、合わせるのが大変でした。」
ホビは真剣なのだが、その満面の希望スマイルを向けられて、Aは昇天しそうになっていた。
NJ「ホプ、Aさんに聞きたいことがあるんだけど。」
座っているホビの肩に手を置くナムさんの『ホプ』呼び!
目の前のクサズによだれが出そうになり、あわてて口を拭う。
JH「じゃあナム先でいいよ。」
NJ「ありがとう。」
二人が輝いて見える。クサズの微笑み合いに尊さしか感じない。
NJ「ここの挨拶についてなんですけど、ポエム風なことを言いたいので、今の季節とかに因んだ日本のものを教えてほしいです。」
初夏といえば何だろうか、とインドア派のAは真剣に頭を捻った。
屋外が嫌すぎて、実は中学生からスポーツジムに通うほどだった。
だから筋肉には自信がある。いや、ムキムキではないけどね。
もちろんグクの足元にも及ばないけどさ、女子にしてはね。
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作者名:AULA −輝き | 作成日時:2019年4月8日 17時